メイショウタニカゼ　Meisho Tanikaze　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父アイルハヴアナザーはケンタッキーダービーとプリークネスSを制した米クラシック二冠馬。引退後は日本にて種牡馬生活をスタートさせ、2018年の帰国に至るまで6年間で合計650頭を超える種付けを行い、2016年のファーストシーズンサイアーランキングで2位にランクイン。中央ではすでにダート重賞2勝を挙げているアナザートゥルース（アンタレスS、ダイオライト記念、東海S2着）や、OP馬オメガレインボー（アハルテケS、マーチS4着／母の父は出品本馬と同じアグネスタキオン）、6月のユニコーンSで2着したサヴァらが活躍。地方ではマンガン（大井・金盃、船橋・東京湾C／母の父は出品本馬と同じアグネスタキオン）やウタマロ（川崎・クラウンC／母の父は出品本馬と同じアグネスタキオン）、ウワサノシブコ（浦和・ユングフラウ賞）、ボルドープラージュ（笠松・ラブミーチャン記念）らが重賞ウイナーの仲間入りを果たすなど、息長くダートを得意とする産駒が多く見受けられます。

一方、母系はLaw Society（愛ダービー、愛ナショナルS）やStrike Your Colors（ブリーダーズフュチュリティ、米フュチュリティS2着）を産んだBold Bikiniを4代母に持ち、ニコールファーリー（伊オークス、伊1000ギニー）やContract Law（リッチモンドS）らもこのファミリーの出身。祖母ショコットはターコイズSの勝ち馬で、中山牝馬S、マーメイドSともに3着と好走。おばにOP馬メイショウカリン（巌流島S、河北新報杯、岡崎特別）、中央3勝ヨシカワクン（飛竜特別）がおり、半姉メイショウホマレは中央で新馬勝ちを収めています。

本馬は2019年北海道サマーセールにて475万円にて取引され、2020年12月13日に阪神競馬場の２歳新馬（ダート1800m）にてデビューしております。初戦・2戦目と後方からの競馬となってしまったことからあまり良いところを見せられませんでしたが、3戦目には先頭の馬を見ながら落ち着いてレースを進め、直線で勝ち馬に躱されましたが2着に入線しています。勝ち上がりを予感させるレースでしたが、その後は4戦して勝利を挙げることができず、今回の出品となりました。
3戦目は単独の2番手につくなど展開が向いたところもありましたが、直線でも後続を引き離しており能力は示していました。相手関係が変われば楽に先行できる機会も増えるでしょうし、他場であれば今後の活躍にも十分期待できるでしょう。まだまだ可能性にあふれた本馬ですので、何卒ご検討くださいますようよろしくお願いいたします。


※軽い旋回癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
9月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　好雄