リベラルアーツ　Liberal Arts　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

リベラルアーツをご紹介いたします。

父アドマイヤムーンは現役時にドバイデューティーフリー (G1) 、ジャパンC (G1) 、宝塚記念 (G1) などを制し、2007年の年度代表馬に選出されました。種牡馬入り後はそのスピードを産駒に伝え、ファインニードルやセイウンコウセイなどのG1スプリンターを送り出しています。
母はアーキオロジー(USA)です。本馬の全兄には朝日チャレンジカップ(G3)を制したアルキメデスがおります。また2代母Caress(USA)はアシーニアH(米・ダート1800m・G3)など重賞3勝の実績馬。産駒にはホープフルS(米・ダ1400m・G1)を制したSky Mesa(USA)、ブリーダーズフューチャリティー(米・ダート1700m・G1)の勝ち馬Maxfield(USA)の母Velvety(USA)など、ファミリーには重賞勝ち馬が数多くその名を連ねています。

本馬は育成時にトモの緩さがあり、成長を待ちながら調教が進められたため、デビューまでにかなりの時間を要しました。初出走は2021年6月27日の阪神・ダート1400m戦において既走馬相手のデビュー戦となりました。発馬の際にワンテンポ遅れてしまい、最後方から追走に精一杯の競馬となってしまいます。直線に入っても脚は衰えずに前を追いますが、最終的に勝ち馬から3.6秒差の13着でデビュー戦を終えました。
2戦目は8月17日に金沢競馬場で行われたＪＲＡ交流競走・能登巌門賞(ダート1500m)に出走しますが、ここでも出遅れてしまい最後方からのレースになります。上がり３位の末脚で先頭集団を追ったもののスタートでのロスが響き、勝ち馬から2.4秒差の4着となりました。
3戦目は新味を求めて8月29日の新潟・芝2000m戦に出走しました。今回はやや出負けしたものの過去2走よりも良いスタートを決めます。出たなりの10番手でレースを進めると3角では最後方まで下がってしまいましたが直線ではインへと進路を取り、上がり3位タイの末脚を繰り出しますが勝ち馬から1.0秒差の10着でレースを終えました。このタイミングでJRA競走への出走を諦め、地方競馬へ新たな活躍の場を求めての出品となりました。

本馬はスタートが課題でありましたが、レースを重ねるごとに上達しており三戦目ではその良化ぶりを見せておりました。キャリアも3戦と浅いので地方競馬で経験を積んでいきながら課題をクリアしていくことができれば、新たな一面を見せてくれるかもしれません。本馬の活躍を心から願っております。なお、左前膝に外傷がみられます。写真をご確認ください。
　
何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
9月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)