デリカテッセン　Delicatessen　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

デリカテッセンをご紹介いたします。

父はDawn Approach(IRE)です。自身は英2000ギニー(英・芝1600m・G1)など1600mから1400mのG1レースを4勝し2014年から種牡馬として供用が開始されました。初年度産駒から重賞勝ち馬を送り出しており、今年に入りPoetic Flare(IRE)が英2000ギニー、セントジェームズパレスS(英・芝1600m・G1)を制し、見事に親子での制覇を達成しました。日本ではJRA競走において3勝を挙げ、札幌2歳S(G3)では2着に好走したファストアプローチが活躍を見せました。
母はJRA競走において4勝を挙げたスピークソフトリー(USA)です。2代母サイレント(USA)から広がるファミリーには邁進特別(1000万下)などを制し４勝を挙げた快速馬ハッシュがおり、その産駒のブレスレスリーが先日新馬戦を快勝、これからの活躍に期待がかかる勢いあるファミリーの出身となっております。

本馬は2020年10月4日の中京・芝1600m戦にてデビューを迎えました。まずまずのスタートから6番手でレースを進めます。好位をキープしたまま直線に入るとインを抜けて末脚を伸ばしますが、勝ち馬には及ばず0.5秒差の6着でデビュー戦を終えます。
2戦目は11月15日の阪神・芝1600m戦に出走し、後にファルコンS(G3)を制したルークズネストに4コーナーで果敢に迫ったものの最後は離されてしまい1.4秒差の13着でゴール。その後は小倉・芝1200m戦を2戦消化し後方から追い込む競馬を試したものの0.4秒差の5着、0.7秒差の7着と惜しい競馬が続きました。
そこで新味を求めて5戦目からはダートに転向し、2021年5月1日の阪神・ダート1400m戦に出走しました。スタートを決めて6番手を確保し、3コーナーから進出を開始して直線を迎えます。最後まで脚は止まることなく前を追ったものの、先頭を捕らえることはできませんでしたが勝ち馬から0.6秒差の3着となり、ダートに適性を示しました。
この結果から勝ち上がりは間近と思われましたが、その後ダートで3戦を消化するも8月15日の小倉・ダート1700m戦で勝ち馬から0.4秒差の4着が最高着順となり、勝ち切ることはできませんでした。8月28日の同条件のレースで勝ち馬から1.3秒差の6着となったタイミングでJRA競走への出走を諦め、地方競馬へと新たな活躍の場を求めての上場となりました。

本馬はダートの未勝利戦で3着に入った実績があり、ブリンカーを着用し始めた5戦目以降は前目の位置からの競馬ができるようになっており成長が伺えます。地方競馬のペースにさえ対応できれば、新たな一面を見せてくれるかもしれません。新天地での活躍を心から願っております。8月28日のレース後、右前肢の腫脹が認められたため、念のためエコー検査を行いましたが異常は認められませんでした。
　
何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
9月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)