シャイニングパール　Shining Pearl　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ゴールドシップは皐月賞、菊花賞の二冠に加えて有馬記念、史上初となった宝塚記念連覇、そして天皇賞・春とG1・6勝を挙げた名馬。スタッドイン後は毎年100頭前後の種付けをコンスタントにこなし、2019年より待望の産駒がデビュー。札幌2歳Sで魅せたブラックホール、サトノゴールドのワンツーフィニッシュに始まり、ウインキートス（目黒記念）やウインマイティー（忘れな草賞、オークス3着）、ジュニパーベリー（雪うさぎ賞、クリスマスローズS3着）らが頭角を現すと、セカンドクロップからは樫の女王ユーバーレーベン（オークス、阪神ジュベナイルフィリーズ3着）を筆頭にマカオンドール（京都新聞杯3着、京都2歳S3着）やヴェローチェオロ（芙蓉S3着、京都新聞杯5着）、アオイゴールド（札幌2歳S4着）、スウィートブルーム（スイートピーS4着）などが躍動。これまでに76頭が勝利を収め、ステイゴールドの後継者としての存在感を力強くアピールしています。

一方、母系はニッポーテイオー（天皇賞・秋などG1・3勝）やタレンティドガール（エリザベス女王杯）でお馴染みの名門ビューチフルドリーマーの系統で、曾祖母はエリザベス女王杯を制したビクトリアクラウン。近親にはグレイトパール（アンタレスS、平安S）やセイコーサンデー（目黒記念3着）、アルトップラン（東海S3着）、カチューシャ（オアシスS、スパーキングレディC2着）、ビューチフルロマン（根岸S3着）など活躍馬が目白押しとなっており、いとこに中央OP馬トミケンユークアイ（マリーンS3着、ヒヤシンスS4着）が存在。母ブロンコーネは3戦目のG2フローラSで2着に好走しています。
また、ゴールドシップ×ブライアンズタイムの配合からは、中央準OP馬エドノフェリーチェ（信夫山特別）やクロノメーター（鷹巣山特別、黄梅賞）など、複数の勝ち馬が出ています。

昨年11月1日の東京・2歳新馬（芝1600m）でデビュー。最後方からメンバー中2位となる上がり3Fタイム33秒9をマークするなど、良血馬らしい素質の片鱗を見せてくれました。2走前の8月14日、新潟・3歳未勝利（芝2000m）では向正面で後方から一気に捲って先頭に立ち、最後の直線でもバテることなく、懸命な粘りを見せ、クビ＋クビ差の3着に好走しています。これまでのレース内容を考慮すると、中央でも勝ち上がる能力を持っていたことは明白であり、さらに成長力が見込める父ゴールドシップの血統背景などから、伸びしろの余地はまだまだ期待できるでしょう。ここまで大きなケガもなく、コンスタントにレースを消化できた点も評価できますので、新天地でも元気な走りを見せてくれると思います。
また前述の通り、ビクトリアクラウンのファミリーラインで、母ブロンコーネは重賞連対馬という良血馬。さらにゴールドシップ×ブライアンズタイム×トニービンというトップサイアーで彩られた血統構成から、将来は繁殖牝馬としても活躍が期待できるでしょう。


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※千代田牧場千葉（千葉県山武郡芝山町岩山）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
9月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：千代田牧場