レイトンヒル　Leighton Hill　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

レイトンヒルをご紹介いたします。

父はTeofilo(IRE)です。自身は2歳時にデビューから無傷の5連勝で芝1400mのG1、デューハストS(GB)・愛ナショナルS(IRE)を制し、2006年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬に選出されました。その後は故障によって3歳で現役を引退。種牡馬入り後はこれまでに21頭ものG1勝ち馬の他、多くの活躍馬を送り出しています。日本では今年の小倉大賞典(G3)をテリトーリアルが制し日本での初の重賞勝ち馬となりました。

母はDream of The Hill(IRE)です。母の半妹にはノネット賞(FR・芝2000m・G2)の勝ち馬Dream Peace(IRE)がおります。また2代母Truly a Dream(IRE)はEPテイラーS(N.A・芝2000m・G2)を含む重賞2勝馬、3代母Truly Special(IRE)はロワイヨモン賞(FR・芝2100m・G3)の勝ち馬で、そこから広がるファミリーにはサンタラリ賞(FR・芝2000m・G1)を制したCerulean Sky(IRE)、愛オークス(IRE・芝2400m・G1)の勝ち馬Moonstone(GB)が名を連ねており、代々トップレベルの活躍馬を送り出している実績のあるファミリーの出身となっております。

本馬は2020年12月13日の中京・芝2000m戦でデビューを迎えました。好スタートを決めると2番手の位置で競馬を進めます。直線に入ると馬群を抜け出して先頭に立ちますが、ゴール手前で勝ち馬に捕らえられてしまい0.3秒差の2着と惜しい結果となりました。
その後4戦を消化しましたが、前の位置でレースを運ぶものの勝負所では離され、上位争いに加わることのできないレースが続きました。しかし2021年7月25日の函館・芝2000m戦においては馬群の2番手を追走し、直線では抜け出して粘りこみを図ります。惜しくも後方から追い込んできた馬に交わされて0.1秒、半馬身差の2着となりましたが、持ち前の先行力と復調の兆しを見せました。
本馬は続く8月14日の札幌・芝2000m戦でも0.3秒差の4着となりましたが勝ち切るまでには至らなかった為、新味を求めて9月4日の札幌・ダート1700m戦に出走しました。まずまずのスタートを決めると押しながら先行争いに加わり4番手の位置を確保しました。しかし息を入れる暇のない追い通しのレースとなったため、向こう正面でのペースアップについていけずに後退してしまい、最終的には勝ち馬から3.4秒差の12着でレースを終えました。このタイミングでJRA競走への出走を諦め、地方競馬に新たな活躍の場を求めての上場となります。

本馬はこれまでに僅差の2着が2回と勝ち味が遅いものの、堅実な走りを見せております。ダートは1戦のみで先行争いが激化する中、ペースに戸惑うところもあったのか本来の競馬が出来ずに結果は出ませんでした。流れが落ち着く地方競馬に適応することができれば、また新たな一面を見せてくれるかもしれません。本馬の活躍を心から願っております。

何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です（C1クラス）。

※ダーレージャパンファーム（北海道沙流郡日高町富川東）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
9月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)