サンライズアポロン　Sunrise Apollon　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父クリエイター2は初勝利までに6戦を要したものの、アーカンソーダービーで最後方から直線一気の追い込みを決めてG1初制覇を達成すると、日本からの遠征馬ラニも出走していたベルモントSでは、ゴール前での競り合いをハナ差制して最後の一冠を奪取。トラヴァーズSでアロゲートの7着に敗れたのを最後に現役を引退、日本にて種牡馬入りとなりました。初年度は85頭に種付けを行い、2020年より産駒がデビュー。5月にリュミエールが門別で新馬戦を圧勝すると、9月の中山ではグローエルディング、ユイノシワザが中央で勝ち名乗り。年明けの岩手重賞・金杯ではマツリダジョオーが3着、そして今夏にはセカンドクロップにあたるリコーヴィクターが門別のサッポロクラシックCをレコードで快勝し重賞制覇を果たしています。米チャンピオンサイアーTapitを父に、ペルーの2歳・3歳・古牝馬チャンピオンを母に持つ優秀な血統背景も大いなる魅力と言えるでしょう。

一方、母系はＮＹ牝馬三冠馬Dark Mirageや、仏オークス、英チャンピオンSなど仏英愛G1・5勝馬Indian Skimmerらと同じくHome by Darkの血を継ぐ有力ファミリー。近親にはTimely Writer（フロリダダービー、フラミンゴSなど米G1・4勝）やTimely Assertion（サンタアニタオークス、ラスヴィルヘネスS）といった米G1ウイナーが名を連ねており、おじに中央準OP馬ビッグホワイト（ジャニュアリーS2着、大阪スポーツ杯3着）、中央3勝ハイランドジャガー（指宿特別）、いとこに中央OP馬ゴールドベル（豊明S）と活力に溢れています。

デビュー戦となった12月19日の阪神・2歳新馬（ダ1200m）では、14頭立ての13番人気と低評価でしたが、後方追走から最後の直線でメンバー中最速となる上がり3ハロンタイム36秒4をマークし、2着に好走しました。その後もダート短距離戦に出走し、4、3、4着。いつも後方からの競馬を余儀なくされるレースぶりでしたが、デビュー戦がフロックでなかったことを証明するかのように、堅実な末脚を披露してくれました。初勝利は時間の問題かと思われましたが、5戦目となった6月12日の中京・3歳未勝利（ダ1200m）で両前橈側手根骨骨折と右前第3手根骨骨折を発症（全治6ヵ月）。手術を行い、幸い経過は良好です。現在はウォーキングマシン60分の運動を行っており、復帰へある程度の目処が立ったこのタイミングで、サラブレッドオークションに出品する運びとなりました。
なお、まだ両前脚に腫れと熱感がありますが、右前は治まりつつあります。また、両前管骨内側に骨瘤が確認できますが、痛みはありません。添付の画像をご確認ください。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2021年6月12日に両前橈側手根骨骨折と右前第3手根骨骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。骨片摘出手術をおこなっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です（C1クラス）。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
9月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松岡　隆雄