ディアコニア　Diakonia　　牝　４歳　　※繁殖牝馬（空胎）

デビューしてから３戦めとなる３歳５月の東京・ダート1400ｍ牝馬限定戦で初勝利を挙げました。レース後、左前脚のヒザの腫れが
収まらないことから、6月10日にヒザの腫れた部分を中心に傷んだ箇所を関節鏡によるトリミング手術を行っています。
復帰した４歳１月の中山・ダート1200ｍ牝馬限定戦では11着、続く３月の中京・ダート1400ｍ牝馬限定戦では９着でした。
レース後、脚元に腫れと熱感があることから、JRAの獣医師によるレントゲン検査を行ったところ、
左前脚第一指骨々折が判明し、全治３カ月の診断を受けました。
休養明けの９月の新潟・ダート1200ｍ牝馬限定戦では後方３番手を追走しましたが、巻き返すことができず15着に敗れました。
レース後、放牧先のＮＦ天栄で左前脚の歩様がよくならず、レントゲン検査を行ったところ
今年３月に左前脚第一指骨々折で保存治療した部分に骨膜が出ていることが判明しました。
ノーザンファームの獣医師は「このままでは骨膜が剥がれる(剥離骨折)恐れがあり、そうなった場合は骨片の摘出手術の有無にかかわらず
３～６カ月の休養が必要と思われる」との診断でした。この診断を受けまして、出走までさらなる時間を要することやここまでの故障の経緯を踏まえ、
ここを限界と判断し、本馬を引退させることにしました。上記の理由により、繁殖牝馬オークションに出品いたします。
血統面では母デグラーティアは３連勝で小倉２歳S(G3・芝1200）を勝った後、４歳時に1600万下クラスの北九州短距離S(芝1200ｍ）に
優勝しており、快速馬として活躍しました。産駒は半兄ドミナートゥスがオープンクラスの福島民報杯に２着をはじめ10戦４勝２着４回と堅実に活躍し、
半兄フォーアライターも中央競馬で１勝を挙げています。
父キングカメハメハは種牡馬として2010、11年にチャンピオンサイアーに輝いており、母の父としても2018年にはワグネリアン、ブラストワンピース、2019年はインディチャンプ、そして2020年はデアリングタクト、ソダシがG1を制しており、その優秀な血は枝葉を広げています。


※2021年3月に左前脚第一指骨の骨折を発症し、全治3ヵ月との診断を受けています。

※2020年6月（3歳時）に左前脚ヒザ部分に関節鏡によるトリミング手術を実施しています。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
9月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ノーザンファーム