エリーゴールド　Eri Gold　　牝　３歳　　※地方競馬　在籍

父ダンカークはフロリダダービー、ベルモントSともに2着と自身にG1勝ちこそないものの、米G1・2勝の母を持つ良血馬にして“2013年米2歳新種牡馬チャンピオン”。現地ではG1シャンペインSを制したHavanaを輩出しており、本邦輸入後も初年度からシークレットラン（古都Sなど4勝）が当時の芝2000ｍの2歳日本レコードタイムを樹立するなど、噂に違わぬ存在感を誇示。国内でも“2018年NAR2歳新種牡馬チャンピオン”の座を射止め、以降もメイショウテンスイ（兵庫ジュニアグランプリ2着、サマーチャンピオン2着）やタケルペガサス（鳳雛S2着、カトレアS2着、UAEダービー4着）、マイネルアルケミー（バーデンバーデンC、クリスマスローズS3着）、エアーポケット（笠松重賞・西日本ダービー）、サウスグラストップ（笠松重賞・新緑賞）、ホワイトヘッド（大井重賞・黒潮盃3着、京浜盃3着、北海道2歳優駿4着／母の父は出品本馬と同じステイゴールド）らが力のあるところを見せています。

一方、母系はホクトヘリオス（中山記念など重賞5勝）を産んだホクトヒショウを4代母に持ち、曾祖母ホクトビーナスは桜花賞2着、祖母ホクトペンダントは同5着という極めて優秀なファミリーライン。おばにビーナスライン（函館スプリントS、高松宮記念4着）、おじにチョウカイファイト（福島民報杯、中日新聞杯3着）やファントムロード（フリーウェイSなど中央5勝）、いとこにユメノオーラ（フィリーズレビュー2着、エルフィンS2着）、近親にホクトフィーバス（卯月Sなど中央8勝、スプリンターズS5着）など、数多くの活躍馬が名を連ねています。

本馬は2019年北海道オータムセールにて341万円で落札され、2020年12月20日に中山競馬場の2歳新馬（芝1600m）にてデビューしております。初戦移行は中央で3戦ダートを走っており、スタートにやや難しさがあって成績が挙がらず2021年8月に金沢競馬へ移籍しております。移籍後は初戦こそ6着でしたがその後は5着・3着・5着と掲示板に届いており、成長途上にあってしっかりと上位着順に届くようになってきていることから今後にも期待が持てそうな1頭です。
金沢競馬へ移籍して小頭数の競馬になってからスタートが改善されており、2走前に3着になっているレースでは勝ち馬との差も0.2秒と僅かなもので、遠からず勝ち星が挙げられそうな力を見せてくれています。本馬の母も中央では結果が出ませんでしたが名古屋競馬で9戦して3勝の他すべてのレースで掲示板に届いており、血統的にも地方に適性がありそうです。これからの成長が楽しみな本馬ですので、何卒ご検討くださいますようよろしくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
やや神経質で飼い食いがいまひとつです。もう少し食べるようになって馬体が増えて持久力がつけば勝てるようになると思います。（金沢競馬・川添明弘調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※金沢競馬場・川添明弘厩舎（石川県金沢市八田町西）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
10月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：谷川　正純