ミスティハート　Misty Heart　　牝　２歳　　※門別競馬　在籍

父ロードアルティマは兄に名種牡馬Gone West、Lion Cavernを持つ良血馬として、中央で札幌日刊スポーツ杯など12戦6勝。スタッドイン後の数年間は種付け頭数に恵まれなかったものの、ナカナカ（カンナS3着）やロードシュプリーム（アスター賞2着）、アマアマ（はやぶさ賞3着、水沢重賞3着）らの貴重な産駒たちが高確率で勝ち上がりを見せ始めると人気が急上昇。中央ではタイムトリップ（クロッカスS、カンナS、函館2歳S3着、ニュージーランドT5着）やヒロイックアゲン（ルミエールオータムダッシュ、オーシャンS4着）、2連勝で準OP入りしたヘルディンなどが存在感を示しており、地方ではベストロード（盛岡・若鮎賞、ジュニアグランプリ3着）やジッテ（金沢・日本海スプリント）が重賞を制しています。

一方、母系はRainbow Quest（凱旋門賞、コロネイションC）やコマンダーインチーフ（英ダービー、愛ダービー）、ウォーニング（クイーンエリザベス二世S、サセックスS）、Scenic（デューハーストＳ）、Yashmak（フラワーボ－ルH）、Full Mast（ジャンリュクラガルデール賞）らの活躍でお馴染みのWhere You Lead（英オークス2着）に遡る世界有数のファミリー。仏G1マルセルブサック賞3着馬Family Traditionを産んだSequelを4代母に持ち、おばキーパップは中央で3勝をマーク。全兄メイクアンシー（八丈島特別3着）、半姉ガルナッチャともに中央で勝利を収めています。

本馬は2021年5月4日に門別競馬場のJRA認定フレッシュチャレンジ2歳牝馬新馬（ダート1000m）にてデビューしております。デビュー初戦から3戦ほどは良いところを見せられず苦戦していましたが、4戦目ではスタート後から果敢にハナを狙う動きを見せて2番手でレースを進め、最後の直線でも勝ち馬に躱されたもののしっかりと伸びており、3着ながら着差0.3秒の走りで能力を示しました。また前走は中盤を進んで掲示板を確保しており、成績は安定しないながらも力のある所を見せている1頭です。
まだ走りが安定しない印象を受ける本馬ですが、兄弟馬が中央で結果を出しており同血の兄は中央で勝利を挙げていることから、血統背景としてもっと走れてもおかしくないだけのものを持っていると言えるでしょう。環境や相手関係が変われば、本来の能力を開花させて変わり身が期待できるかもしれません。デビューから半年とまだまだこれからの本馬ですので、何卒ご検討くださいますようよろしくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
レースキャリアはすでに11戦。ここまでコンスタントに出走を重ねてきました。まだまだ成長過程にあると思います。（門別競馬・齊藤正弘調教師）


※2021年9月15日の競走において、発走直後に騎手が落馬したため、競走を中止しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※門別競馬場・齊藤正弘厩舎（北海道沙流郡日高町富川駒丘）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：木下　康昭