マサハヤサン　Masahaya Sun　　牝　３歳　　※JS繁殖馬セール上場の繁殖牝馬（未供用）

父ルーラーシップは女傑エアグルーヴの仔として生を享け、世界の舞台クイーンエリザベス二世Cにおいて悲願のG1初制覇。種牡馬入り後はファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝き、これまでにキセキ（菊花賞、ジャパンC2着、大阪杯2着、宝塚記念2着2回）やメールドグラース（MRCコールフィールドCなど重賞4勝）、ダンビュライト（京都記念、ＡＪＣＣ）、サンリヴァル（皐月賞2着）、リリーノーブル（オークス2着）、リオンリオン（青葉賞、セントライト記念）、ムイトオブリガード（アルゼンチン共和国杯）、フェアリーポルカ（中山牝馬S、福島牝馬S）ら多くの活躍馬を輩出しており、本年もグロンディオーズ（ダイヤモンドS）、ホウオウイクセル（フラワーC）、ディアンドル（福島牝馬S、葵S）、ワンダフルタウン（青葉賞、京都2歳S）と好調。初年度から7年続けて200頭を超える種付けをこなす大人気サイアーです。

一方、母系は重賞初挑戦となったホーリーブルSを快勝し、ブルーグラスSで3着、ケンタッキーダービーで半馬身差2着と活躍したClosing Argumentと同じく、Rare Reviewに遡るアメリカ由来の有力ファミリー。近親にはファーストフライトH、ベッドオーロージズHと2つの米G2に勝利したCarmandiaの名が光っており、母テイクユアチョイスは浦和重賞・桜花賞で3着したキャリアの持ち主。そのきょうだいたちも堅実な走りを見せています。また、昨今のトレンドでもあるサンデーサイレンスの3×4を成立させやすい点も繁殖牝馬として大きな魅力の一つと言えるでしょう。

6月12日の競走中に左前肢の種子骨を骨折したため、残念ながら競走馬としては引退。芝のデビュー戦こそ入着を果たせなかったものの、通算で6戦2勝3着2回4着1回というパーフェクトに近い成績を挙げ、特にダート戦では底を見せていませんでした。
現在は脚元の故障も癒え、元気に放牧中。現在の馬体重は500kgです。


※橋本牧場（北海道日高郡新ひだか町静内豊畑）に在厩しており、預託料は4,400円/日（税込）です。
11月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：中村　政夫