ラルナジェナ　La Luna Llena　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父ハーツクライは国内で唯一ディープインパクトに土をつけた有馬記念、ノーステッキで後続を突き放したドバイシーマクラシックと国内外のG1を2勝。種牡馬入り後は日本が誇るトップサイアーの一頭として、ワンアンドオンリー（日本ダービー）やジャスタウェイ（ドバイデューティフリーなどG1・3勝）、リスグラシュー（WSコックスプレイトなどG1・4勝）、スワーヴリチャード（ジャパンC、大阪杯）、シュヴァルグラン（ジャパンC）、Yoshida（ウッドワードSなど米G1・2勝）、ヌーヴォレコルト（オークス）など、世界を舞台に活躍するG1ホースを続々と輩出。現役馬ではサリオス（朝日杯フューチュリティS、毎日王冠）やタイムフライヤー（ホープフルS、エルムS）、ヒシイグアス（中山記念、中山金杯）、スワーヴアラミス（マーチS、エルムS）、マイスタイル（函館記念、日本ダービー4着）らが躍動しています。

一方、母系は名種牡馬Lomitas（ベルリン銀行大賞、バーデン大賞、オイロパ賞と独G1・3連勝）の母であり、自身も独重賞（ガツヴァイラーズアルトポカール）の勝ち馬であるLa Coloradaを4代母に持つ、欧州屈指の有力ファミリー。母ラルナデミエルは米重賞オーキッドSを制しており、いとこには昨年の独1000ギニーの勝ち馬Lancadeが存在。半兄エクスプローシブは中央1勝、ラントカルテは名古屋5勝、半弟インブリウムは中央2歳戦で連続2着、初勝利が目前にまで迫っています。
また、ハーツクライ×Monsunの配合からは、シュヴァルツリーゼ（甲斐路S、弥生賞2着）やレッドベリンダ（湯浜特別）など、複数の勝ち馬が出ています。

本馬は2019年7月6日に福島競馬場の2歳新馬（芝1800m）にてデビューしております。2戦目で鋭い末脚を見せての5着があるものの、中央での6戦では結果を出すことができず、2020年4月にサラブレッドオークションに出品の上で園田競馬へ移籍しております。移籍後は初戦こそ案外ながらしっかりと上位着順に届くようになり、5戦目で初勝利を挙げております。今年3月にはさらに勝利を重ねてさらなる活躍が期待されたものの、以降は中々思うような成績を残せず、今回の出品となりました。
前に行く競馬で成績を残してきた本馬ですが、2勝目以降は中々思うような走りができずに5着が最高順位となっております。しかしながら近3走ではテンの速さを見せて前に行く以前の競馬が戻ってきており、最後まで粘り切れないながらも復調の兆しは見せています。或いは、母はアメリカで重賞勝ちもあり血統的にも魅力のある名牝系ですので繁殖牝馬としても一考の価値があるでしょう。ノークレームノーリターンをご承知置きの上、何卒ご検討くださいますようよろしくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
テンに行けるスピードと先行力を備えており、軽い馬場で終いまで粘ることができれば3勝目を挙げられると思います。気性は少しカリカリするところはありますが、扱いには関しては問題ありません。2021年4月22日のレース時に鼻出血を発症しています。（園田競馬・西川精治調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬場・西川精治厩舎（兵庫県尼崎市田能）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：湯浅　徹