ホルディリディア　Holdiridia　　牡　２歳　　※中央競馬　登録抹消

父メイショウボーラーはデビュー4連勝で小倉2歳S、デイリー杯2歳Sに優勝。その後のG1ではあと一歩勝ち切れない競馬が続きましたが、4歳を迎えてダートに舞台を移すと詰めの甘さが解消。ガーネットS、根岸SとG3を連覇し、続くフェブラリーSで待望のG1初制覇を飾りました。その後は白星から遠ざかったものの、スプリンターズSで2着に食い込むなど、スピードを生かす距離ならば芝、ダートを問わずに活躍を続けました。種牡馬としても芝、ダートの双方で一流馬を輩出しており、JBCスプリントを勝ったニシケンモノノフ、兵庫チャンピオンシップを勝ったエキマエ、アイビスサマーD勝ちのラインミーティア、ファンタジーS2着のショーウェイなどが活躍。ブレシアイル(水沢・ビギナーズC)、トモジャクール(佐賀・カンナ賞)、ダンツブルース(佐賀・大観峰賞)といった地方競馬の重賞勝ち馬も多く送り出しています。

母系を見ますと、母イソノキセキは佐賀で4勝。半兄クランキングアップが佐賀で7連勝を含む14勝を挙げるなど、兄姉も地方競馬を中心に活躍しています。いとこには新潟2歳Sを勝ったモンストールや長距離重賞で活躍中のディアマンミノル、5勝を挙げオープンで活躍したトラストワンなどがおり、伯父に6勝を挙げガーネットS2着のイソノウイナーがいるなど母のきょうだいも優秀。祖母はオークス馬イソノルーブルという血統です。

本馬は2021年10月9日に新潟ダート1200mの新馬戦でデビュー。スタートでやや立ち遅れましたが徐々に加速し、先行集団から少し離れた中団の位置を進みました。勝負どころで押し上げる脚は見せたものの、直線を向いてからのもうひと伸びがなく、14頭立ての11着に終わっています。
2戦目は2カ月ほど間隔をあけて中山のダート1200m戦に出走。ゲートの出そのものは互角でしたが、大外枠で発走直後に外に逃げ気味になってしまったため、序盤で流れに乗れず後方の位置取りに。4コーナーでは最後方となってしまい、そこから大外に持ち出しましたが、ギアが上がらずに最下位の16着に終わりました。
キャリア2戦でのオークション出品となりましたが、480kgを超える馬格の持ち主で、見栄えのいい馬。まだ精神的に幼さが目立ちますし、競馬を理解できていないような面も見られるので、あらゆる面でこれからの馬と言えるでしょう。
着順こそひと息ですが、2戦目では時計や着差を詰めており、一戦ごとに良くなっていきそうな雰囲気もあります。兄姉が活躍している地方競馬での変わり身は十分に見込めますし、3歳、古馬になってからの本領発揮が期待できるでしょう。


※旋回癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
12月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)和田牧場