ミスアイーカメの19　Miss Ai Kame 19　　セン　２歳　※中央競馬　未登録（競走馬名：パドサンク）

父パドトロワはキーンランドC、函館スプリントS、アイビスサマーダッシュと3つの短距離重賞を制した2012年のサマースプリントチャンピオン。種牡馬入り後は毎年50頭前後に種付けを行っており、初年度産駒が2018年にデビュー。先週のカペラSで重賞制覇を果たし、中央5勝目を挙げたダンシングプリンス、中央で2連勝したエムティアン（エーデルワイス賞3着、函館2歳S4着、盛岡重賞・OROターフスプリント2着）、同じく中央で2勝を挙げ、準OP入りを目指すパドカトルなど、これまでに中央・地方で4世代64頭が勝ち名乗り。安田記念や皐月賞などG1を3勝したロゴタイプとは、いとこの間柄になります。

一方、母系は名種牡馬Miswaki（G1サラマンドル賞）を世に送ったHopespringseternalを5代母に持ち、祖母のミスワキジャパンは中央で3勝を挙げた準OP馬。おじにマイネルイェーガー（黄梅賞、スプリングS3着）やシルクドラグーン（ゴールデンサドルT、ラベンダー賞2着）、おばにミルクトーレル（セレブレイション賞、フローラS4着）、いとこにシンキングタイム（園田重賞・園田プリンセスC2着）など活力に富んでおり、半兄アポログランツ（中央1勝）、キタノカミカゼ（門別・大井・園田で計11勝）をはじめとして、兄姉6頭すべてが勝ち上がっている点も見逃せません。

本馬は現在デビューを目指してフォレストヒルにて調教を行っております。近年種牡馬として頭角を現し始めた父と、実績のある母系との間に生まれており、能力には期待できるでしょう。特に母系では早くからの活躍が目立ち、さらには長期にわたる活躍をした兄弟もいることから、本馬も息の長い競争生活も期待できるかもしれません。

また、本馬はパドサンクという名で馬名登録済ですが、未出走のため、馬名の変更が可能。新たなオーナー様が命名した馬名で、新天地で躍動してくれることを願っています。

【本馬についての現状説明】
10月16日に入場し、現在は週一度1100mの坂路を15-15で上がっています。トモが弱いところがありますが、現状のメニューには対応できています。左前管骨内側に骨瘤がありますが調教には影響なく、触診反応もありません。（フォレストヒル担当者）


※本馬の測尺は体高165㎝、胸囲186.5㎝、管囲21.0㎝、馬体重は510kgです。

※本馬は2021年4月13日に去勢手術を実施しています。

※フォレストヒル（兵庫県南あわじ市灘仁頃）に在厩しており、預託料は13,200円/日（税込）です。
12月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：今村　明浩