アマラスボーイ　Amorous Boy　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父キンシャサノキセキは高松宮記念連覇を含む、短距離重賞7勝を挙げた快速馬。種牡馬入り後はモンドキャンノ（京王杯2歳S、朝日杯フューチュリティS2着）やガロアクリーク（スプリングS、皐月賞3着）、シュウジ（阪神C、小倉2歳S）、ルフトシュトローム（ニュージーランドT、NHKマイルC5着）、サクセスエナジー（東京盃、さきたま杯）、カシアス＜Kemono＞（函館2歳S）、ヒラボクラターシュ（佐賀記念）、フレッチャビアンカ（ダービーグランプリ）、ベルーガ（ファンタジーS）、ジュランビル（フィリーズレビュー3着）、ストライクイーグル（大井記念など大井重賞3勝、日本テレビ盃3着）など多くの産駒が様々なカテゴリーで活躍を収めており、近年では地方競馬や中央ダートサイアーランキングの上位にもランクインし、さらなる飛躍を遂げています。

一方、母系は輸入種牡馬アルカング（BCクラシックなどG1・2勝）や、Agathe（プシュケ賞、仏1000ギニー2着、仏オークス3着）を産んだAlbertine（オペラ賞3着）を5代母に、英1000ギニーの覇者Cape Verdiを曾祖母に持つ、一大ファミリー。Aquarelliste（仏オークスなどG1・3勝）やArtiste Royal（米G1・2勝）らも同じ一族で、おばに中央5勝ゴールデンナンバー（パールS、京都牝馬S2着）、おじに中央3勝ロードスターや現役2勝馬ウォルフズハウル（燧ヶ岳特別）など、母のきょうだい達も堅実に勝ち星を積み上げています。

2019年の北海道サマーセールで540万円で落札し、翌年11月7日の東京・2歳新馬（ダ1600m）でデビュー。ムキになって上がっていってしまうなど、若さが目立つレースぶりで8着でした。その後、球節骨折が判明。7ヵ月半の休養を余儀なくされ、6月20日の東京・3歳未勝利（ダ1400m）にて復帰し、7月18日の函館・3歳未勝利（ダ1700m）にも出走しましたが、ともに14着に敗れました。これを受け、中央での続戦を断念。名古屋競馬の現厩舎へ移籍しました。移籍初戦は6着でしたが、次走は距離を一気に600mも短縮し、9月17日の名古屋・名古屋モーニングフィーバー56（ダ800m）に出走すると、スタートから積極果敢にハナを切り、終始後続からプレッシャーをかけられる厳しい展開ではありましたが、最後まで粘り強く脚を伸ばし、リードを守り抜きました。しかし、その後はなかなか前で競馬ができず、思うような結果が得られていません。明け4歳の若駒で、キャリアも浅いことから、今後変わり身を見せることは十分にあるはずです。新たなオーナー様の下で活躍してくれることを祈っております。
なお、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
ズブい面があり、なかなか思うような結果が得られない現状です。4着以内に好走した4戦はいずれも、逃げもしくは先行してのものでした。すんなり前へ行ければ頑張ってくれますが、相手次第だったり、乗り方ひとつで結果が大きく左右されるところがありますね。（名古屋競馬・瀬戸口悟調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・瀬戸口悟厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉岡　泰治