ブレステイキング　Breathtaking　　牡　７歳　　※中央競馬　登録抹消

2歳11月の東京・新馬戦(芝1800ｍ）でデビューし6着の後、2戦めの12月の中山・芝1800m戦で初勝利を飾りました。5月の日本ダービートライアルの東京・プリンシパルS(芝2000m）ではアタマ差の2着に入り、次の6月の東京・芝2000ｍ戦で2勝めを挙げています。
夏場は休養にあて、9月の中山・セントライト記念(G2)では、最後の直線で3番手まで上がりましたが、ゴール前で差されてしまい勝ち馬から0秒4差の4着でした。続く10月の東京・精進湖特別(芝2000ｍ)では先行4番手を追走し、最後の直線で鋭い末脚をみせ、ゴール前で2着馬をきっちり差し切り3勝めを挙げ、3勝クラスの3戦めとなる4歳9月の中山・レインボーS（芝1800m)に勝利し、オープン入りを果たしました。

11月の阪神・チャレンジカップ（Ｇ3・芝2000m)では先行6番手を追走し、最後の直線で伸びましたが、惜しくも勝ち馬から0秒1差の3着でした。その後、5歳1月の京都・金杯（G3・芝1600m)で勝ち馬と0秒8差の5着に入り、1600m戦もこなすことを示しました。1戦挟んで7月の函館・巴賞（芝1800m)で4着の後、右前脚にわずかな蟻洞がみつかり削蹄治療を施しています。6歳1月の東京・白富士S（Ｌ・芝2000m）で復帰し13着の後、3月の阪神・大阪城S（L・芝1800m）ではブリンカーを着用して臨みましたが、追ってから反応がなく14着でした。
放牧を挟みましたが、両前脚の歩様に硬さが目立ち、右前脚の繋靭帯にわずかな炎症が認められました。ケアをしながら調整を進め、出走した9月の中山・オールカマー（G2・芝2200m）では内に押し込められてしまい、力を出せず14着に敗れています。

3ヵ月じっくりと調整してフレッシュ感があり、能力を発揮できる態勢で出走した7歳1月の中山・金杯（G3・芝2000m）では後方を追走し、3コーナーから仕掛けましたが、思うように伸びず15着と結果を残せませんでした。パドックや返し馬では覇気があまりなく、良い頃に比べて走る気持ちが乏しくなった印象です。近走のレース内容から中央競馬で上位争いを行うには厳しいと判断して、中央競馬を抹消して、オークションに出品することにしました。

ダートの出走はなかったため、適性は分かりませんが、全妹ペルラネーラはダートを1回走り、12着と結果は出せませんでしたが、ダート適性がありそうな走りでした。
本馬は7歳ながら出走回数が18回と同世代の競走馬に比べて少なく、競馬に対して走る気持ちが戻ってくれば、活躍する可能性はあると思われます。新しい環境での活躍に期待します。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
1月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)サンデーレーシング