ロジフラン　Logi Franc　　牡　　３歳　　※中央競馬　登録抹消（未出走）

父ロジユニヴァースは2冠馬ネオユニヴァースの初年度産駒で、第76代の日本ダービー馬です。2歳時は新馬、札幌2歳S、ラジオNIKKEI杯2歳Sと3連勝を果たし、年明け初戦の弥生賞も快勝。断然人気で挑んだ皐月賞こそ14着と思わぬ大敗を喫しましたが、不良馬場で行われた日本ダービーでは後続に4馬身差をつける圧勝。世代の頂点に立ちました。その後は故障に悩まされ、勝利を挙げることはできませんでしたが、4歳時の札幌記念で2着になるなど、能力の一端を見せました。産駒のデビューは2017年。中央ではロジペルレスト（UHB杯、花見山特別）がOP、ケイツーキナ（三陸特別）やロジティナ（昇仙峡特別、京成杯6着）が準OP入りしており、地方競馬では多くの活躍馬を輩出。門別・サンライズCの勝ち馬マイコート、盛岡・若鮎賞の勝ち馬シーサンプーター、佐賀・カペラ賞の勝ち馬リバイブといった重賞ウイナーを送り出しています。

一方、母系は中央のダートでOP勝ちがあるデピュティーアイス（平安S4着、毎日杯5着、アーリントンC5着）を産んだIceletteを4代母に、オンタリオデビュータントSなど米6勝を挙げたサーモンタイムを曾祖母に持つ、北米由来の有力ファミリー。近親にはWake at Noon（ヴィジャルH連覇など米重賞4勝）やスマートタイタン（大沼S、梅田Sなど中央6勝）、ハルクバニヤン（伊勢佐木特別など中央4勝）らが名を連ねており、母カベルネフランは川崎スパーキングスプリントなど南関東で15勝、ダート短距離戦において豊かなスピードを発揮しました。

本馬は昨年5月に美浦トレセンに初入厩。12月に帰厩して坂路とプールを併用しながら調整し、ゲート試験にも合格。2月9日には内田博幸騎手が騎乗し、坂路にて4ハロン54.3-39.3-25.5-13.0の時計を馬ナリで出し、デビューに向けて順調に仕上がっていました。
その後、残念ながら左前肢の手根関節（腕節）部の骨折が判明。保存療法にて対処、全治3ヵ月の診断を受けています。添付のレントゲン画像をご確認ください。
前述の血統背景を有する本馬ですから、地方競馬への血統的な適性は高いと思われ、患部の完治後には活躍が見込めるとみています。
現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【ロジフラン】という馬名で競走馬登録済みですが、未出走のため、1回に限り馬名の変更が可能です。


※左前肢手根関節（腕節）部に骨折を発症。事故見舞金12号（調教中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※本馬の測尺は体高155㎝、馬体重は531kg（2月16日現在）です。

※KSトレーニングセンター（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
2月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：久米田　正明