ジュゼッペ　Giuseppe　　牡　　３歳　　※地方競馬　在籍

父トーセンブライトは現役時に兵庫ゴールドトロフィー連覇を含む交流重賞4勝をマーク。種牡馬入り後の産駒頭数は毎年10頭前後と少ないものの、これまで8世代で出走した84頭のうち61頭（73％）が勝ち上がる好成績を残しており、ハイランドピーク（エルムS）やジョエル（大井・黒潮盃、川崎・クラウンC）、トーセンブル（園田・六甲盃、大井重賞・金盃2着、ダイオライト記念4着）、ノブレスノア（大井・ハイセイコー記念）、トーセンレビュー（名古屋・東海桜花賞、金沢・金沢スプリントC）、アペリラルビー（園田・のじぎく賞、東海重賞2着3回）、ミスカゴシマ（佐賀重賞8勝）、フォークローバー（佐賀オータムスプリント連覇）、ドミニク（名古屋・ゴールドウィング賞）と中央・地方双方で重賞ウイナーを多数輩出。他にもトーセンマリオン（関東オークス3着）やワンパーセント（中央3勝、南関東6勝、浦和重賞・プラチナC4着）、カイル（大井重賞・ハイセイコー記念3着、金沢重賞・兼六園ジュニアC3着）など、内容も充実しています。

一方、母系はダイワメジャー（天皇賞・秋などG1・5勝）やダイワスカーレット（有馬記念などG1・4勝）、ヴァーミリアン（フェブラリーSなどダートG1・9勝）などでお馴染みのスカーレットインクの血をつなぐ名門ファミリー。ブルーリッジリバー（桜花賞2着）を産んだスカーレットブルーを4代母に持ち、近親には2年連続でNAR最優秀牝馬に輝いたトーセンジョウオー（エンプレス杯、関東オークスなどダート重賞6勝）や、トーセンセラヴィ（東京シンデレラマイル、JBCレディスクラシック3着）らが存在。おじブレイブスマッシュはサウジアラビアRCで重賞勝ちを収め、豪州移籍後に2つのG1を制しました。

昨年9月に大井競馬よりデビュー。中団からメンバー中3位となる上がりタイムをマークし、いきなり2着に好走してくれました。特にこのデビュー戦は今振り返るとなかなかのメンバーレベルで、4着モエヨドラゴンはその後に2勝。5着ピエドールも勝利を獲得していますし、6着ラブラブパイロに至っては2勝し、大晦日の重賞・東京2歳優駿牝馬へ駒を進めました。あのメンバーでの2着は価値があります。続く2戦目は結果こそ7着でしたが、ここでも上がりタイムはメンバー中2位。能力の一端を垣間見せました。続く前走2月8日の大井・古川賞は8着。過去2戦とは異なり、初めての内回りコース＆1600m戦で、直線が短いコース形態が影響したのかもしれませんし、最後の直線で内に進路を取り、砂を被ったことも伸びを欠いた要因かもしれません。ここまでのレースぶりを見る限り、力は十分備えていると思います。新たなオーナー様の下、念願の先頭ゴールを果たしてくれることを祈っています。

【本馬についての現状説明】
ここまで3戦を消化し、間隔を空けながらレースを使ってきましたが、2、3戦目がともに10㎏減と、馬体重の維持が今後のカギになると思います。そのため輸送のない滞在可能な競馬場の方が合っているかもしれません。それでも、レースでは終いにいい脚を使ってくれたように力はありますよ。馬体とスタート後の行き脚がしっかりしてくれば、自ずと成績が伴ってくると思います。（大井競馬小林・橋本和馬調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
2月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川　隆哉