ショコラルビー　Chocolat Ruby　　牝　　４歳　　※中央競馬　登録抹消

ショコラルビーをご紹介いたします。

父はディスクリートキャット（USA）です。2歳でデビューし、3歳まで無敗で6連勝を決め、シガーマイルH（米・G1・ダート1600m）をEasy Goer（USA）に並ぶレコードタイムで制しました。種牡馬入り後はカーターH（G1）連覇のDads Caps（USA）など5頭のG1勝ち馬、80頭以上の重賞・ステークスホースを送り出しています。本邦産駒からも全日本2歳優駿（Jpn1）2着、先日行われたヒヤシンスSを快勝したコンバスチョンを筆頭に、スピード溢れる産駒が続出しており、関係者からの高い評価を得ています。

母はプラリネです。2代母クーヴェルチュールはキーンランドC（Jpn3 ※2007年）を制覇した快速馬で、3代母ヒカリクリスタルから広がるファミリーには京王杯2歳S（G2）を制したスキップジャックがおり、代々活躍馬が輩出するファミリーの出身となっております。

2020年11月1日の京都・ダート1400m戦でデビューを迎えた本馬は、3戦目の2021年1月31日の小倉・ダート1700m戦において、好スタートを決めるとすんなりと3番手を確保し、レースを進めます。4コーナーでは4番手まで順位を落としますが直線に向くと末脚を伸ばし、勝ち馬と0.2秒差の2着でレースを終えました。この結果から勝ち上がりは間近に思われた本馬でしたが、その後の検査で左前肢球節の剥離骨折を発症したことが判明し、約6か月半の休養を余儀なくされます。同年8月に復帰し、2戦を消化しますが最高着順は4着と勝ち上がりを決めることは出来ませんでした。未勝利戦の終了期限を過ぎた後も1勝クラスの格上馬を相手に挑戦を続け、2021年9月19日の中京・ダート1800m戦では勝ち馬から0.7秒差の6着と善戦します。しかし、出走権利が無い不利な状況下において難しい調整を余儀なくされ、年が明けた2022年シーズンは勝ち馬から2秒以上離されるレースが続きました。したがって、このタイミングでJRAにおける出走を諦め、今回の上場となりました。
本馬はJRA競走において2着を含む入着3回の実績の持ち主で、4歳ながら8戦を消化したのみとフレッシュな状態をキープしております。写真に添付した通り、毛ヅヤ、馬体ともに良化の余地を残す現状であることから、新天地での鍛錬によりさらにパワーアップした姿を見せてくれそうです。スピードを武器とするその能力を存分に発揮し、活躍してくれることを心より願っています。
何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2021年1月31日（3歳時）に左前球節に軽度の剥離骨折を発症。完全骨折ではなかったため、保存療法を経て同年8月に競走復帰しています。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
3月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)