マッドマン　Madman　　セン　３歳　　※地方競馬　在籍

5代母ヨドセンリョウからはセンリョウヤクシャ（阪急杯）、シーグレイス（エリザベス女王杯3着）、ユメノシルシ（新潟記念）、ショウワモダン（安田記念、ダービー卿チャレンジT）、シャドウスケイプ（根岸S）、トーセンシャナオー（セントライト記念）と仔や孫、ひ孫からも活躍馬が続出している活気のある牝系。4代母のダイナバラードからも京都4歳特別を制したイブキインターハイが出ています。アンバーシャダイ、サンデーサイレンス、キングカメハメハという超一流の種馬が代々配合されており、底力を秘めた血統背景といえるでしょう。
本馬は昨年8月に盛岡競馬場でデビュー。果敢にハナを奪い、勝ち馬からクビ差の2着に逃げ粘りました。その後は思うような結果が出ておらず、佐賀競馬へ移籍後も苦戦が続いていますが、既に去勢されているように気性面の難しさがネックになり、能力を出し切れていない印象は否めません。気性の激しい面がレースに行っていい方に作用すれば、ガラッと変わる可能性は十分。今後の変わり身に期待したいところです。
なお、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
デビュー前は岩手で重賞3勝を挙げているサンエイリシャールにヒケを取らない動きを披露していた評判馬だったそうです。ただ、デビュー戦を取りこぼしたうえに、2戦目にゲートを潜って競走除外になってしまいました。これがケチのつけ始め。その後はリズムが狂ったままという印象で、ウチに来てからも大きく変わりません。テンションが高いので2歳の10月に去勢手術をおこないましたが、2戦目がトラウマになったのかゲートを潜る癖が付いたようで、前走は嫌気が差して走るのをやめてタイムオーバー（5着馬から3.5秒以上。20日間の出走制限）に。現状は気性的にも900～1200mが合っているかもしれません。いずれにしてもこんな馬ではないと思うので、気分良く走って能力を出し切ってくれれば変わってくるはずです。（佐賀競馬・石川浩文調教師）


※前走で「タイムオーバーによる出走制限（2017年8月25日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2017年8月5日（土）　9回佐賀3日　3R　3歳-5組　　ダ1300m（良）
　　　結果9着　　タイム1:31.2（5着馬からのタイム差3.7秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※ゆう癖があります。

※2016年10月7日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※佐賀競馬場・石川浩文厩舎（佐賀県鳥栖市江島町字西谷）に在厩しています。預託料につきましてはサラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
8月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小原　準一郎