ヤマノスプリンター　Yamano Sprinter　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

G1を制したのは宝塚記念のみだったものの、テイエムオペラオーのライバルとして再三にわたって好勝負を演じたメイショウドトウをはじめ、イタリアで重賞2勝のPay Me Back、JRA4勝、障害でも2勝を挙げたトロフィーディールは本馬のおじにあたります。ブラックタイプを更に紐解くと、First Approach（米G1・フラワーボールH）、Assertive Lass（豪G1・クールモアクラシック、AJCフライトS）、Assertive Lad（豪G1・AJCドンカスターH、AJCフライトS、AJCサイアーズプロデュースS）、Reset（豪G1・VRCオーストラリアンギニーズ、コーフィールドフューチュリティS）といったG1馬の名前が多数浮かび上がる名牝系の出身です。
本馬は2015年8月に札幌競馬場でデビューし、JRAでは5戦を消化した後に園田競馬へ移籍。ほぼ月2走のペースで休みなくコンスタントに使われ、1勝、2着5回、3着5回と比較的大崩れすることなく堅実に走ってきました。C2クラスに再度昇級してから思うような結果が出ていませんが、園田のC2といえば中央からの転入馬も多くレベルが高いことで知られるだけに、他地区に移籍して相手関係が楽になればまだまだやれるはず。これまでの実績が示す通り、新天地でもコンスタントに出走を重ねて堅実に賞金を稼いでくれるのではないでしょうか。

【本馬についての現状説明】
おとなしくてかわいい女の子です。扱いやすくて人間の手を煩わせることは全くありません。ウチの厩舎に来てから1年半の間に34戦、休むことなく出走を重ねてきました。園田のCクラスは短距離だと1230mと1400mしか番組がなく、仕方なく使ってきましたが、900mや1000mの番組があれば使いたかったというのが正直なところです。近走は脚質転換を試みて差す競馬をしてきましたが、スピードはあるので前に行くことも可能。適鞍が豊富な競馬場に移籍すれば十分やれると思うので、移籍先での活躍を期待しています。（園田競馬西脇・野田忍調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬場西脇馬事公苑・野田忍厩舎（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
8月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：岡本　敞司