アーヴィンド　Arvind　　セン　　５歳　　※中央競馬　登録抹消

アーヴィンドをご紹介いたします。

父はキズナです。2歳時にデビューから2連勝を決め、初めての重賞挑戦となったラジオNIKKEI杯2歳S（G3）では3着に敗れたものの、その後は毎日杯（G3）、京都新聞杯（G2）を連勝。迎えた日本ダービー（G1）ではエピファネイアとの追い比べを制して見事ダービー制覇を成し遂げました。その後は凱旋門賞（G1）に出走するなど、引退までトップレベルのパフォーマンスを披露し続けました。種牡馬としてもJRA重賞勝ち馬を既に10頭送り出しており、昨年はアカイイトがエリザベス女王杯（G1）を優勝。念願のG1ウィナーが誕生しました。

母はサンジョルジュ賞（仏・G3・芝1000m）を制したメイビーフォーエヴァー（GB）です。本馬のきょうだいには福島2歳S（OP）を制したエクセルシオール、JRA競走で5勝を挙げたブレイズエターナル、また今年の3歳馬エテルナメンテはスピードを武器に、既に2勝を挙げております。また2代母Easy Option（IRE）からはサセックスS（英・G1・芝1600m）、フォレ賞（仏・G1・芝1400m）を制したCourt Masterpiece（GB）が出ており、実力馬が多数輩出するファミリーの出身となっております。

本馬は2020年3月8日、阪神・ダート1800mで行われた新馬戦においてデビューを迎えます。まずまずのスタートから出足の速さを活かして2番手の位置から競馬を進めると、直線ではハナを切った馬との追い比べを制してクビ差先着。見事にデビュー戦で初勝利を手にしました。
2戦目には毎日杯（阪神・G3・芝1800m）に挑戦した本馬でしたが、初戦以降は勝ち馬に大きく離されるレースが続きました。2020年シーズンに計7戦を消化した後、2020年11月から原因不明の左後肢跛行を呈し休養を挟んで調整を進めていたところ、2021年3月に左後肢の蹄骨辺縁骨折が判明しました。2021年6月に乗り運動を再開し、今年の3月に復帰を果たしましたが、4月2日の阪神・ダート1200m戦において、勝ち馬から1.4秒差の13着となったところで現状の能力ではJRA競走において更なる勝利は厳しいという判断に至り、今回の上場となりました。
本馬はJRAのダート競走においてデビュー勝ちを収めた能力の持ち主です。今年で5歳となりましたが休養を挟んだため、使い込まれておりません。休養中に去勢手術を併せて行い、復帰後のレースでは休養前よりも勝ち馬とのタイム差を詰めてきており、その後跛行も確認されていないことから復調の兆しも伺えます。新天地で更なる鍛錬を積み、もう一花咲かせて欲しいと願うばかりです。なお、本馬は最初に跛行を呈した時より、左臀部に筋萎縮が見られており、踏み込みが悪いところがあります。
何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2020年10月13日（3歳時）に去勢手術を実施しています。

※2021年3月に左後肢の蹄骨辺縁骨折が判明。休養を挟んで2021年6月に乗り運動を再開し、2022年3月に競走復帰しています。また、出走期間が6カ月以上開いたため、事故見舞金17号（JRAの施設内で発生した腱炎（屈腱炎を除く）、骨膜炎、内臓疾患などにより、出走経験のある馬が該当疾病診断日から6カ月以上出走できなかった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ダーレー岡山トレーニング（岡山県真庭市余野上・EISHIN STABLE内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
4月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)