シニスターシックス　Sinister Six　　牝　　４歳　　※地方競馬　在籍

父シニスターミニスターはブルーグラスSを12馬身以上の差をつけて圧勝。引退後は種牡馬として日本に輸入され、最優秀ダートホース・テーオーケインズ（チャンピオンズC、帝王賞）をはじめ、ヤマニンアンプリメ（JBCレディスクラシックなど交流重賞3勝）やドライスタウト（全日本2歳優駿）、インカンテーション（武蔵野Sなどダート重賞6勝、フェブラリーS2着）、キングズガード（プロキオンS、南部杯3着）、マイネルバサラ（浦和記念）、ゴールドクイーン（かきつばた記念、JBCレディスクラシック2着）といった中央での活躍馬を筆頭に、地方でもラッキードリーム（ＪＢＣ2歳優駿、門別重賞4勝）やNAR2歳最優秀牝馬コーラルツッキー（エーデルワイス賞、門別重賞2勝）、ワークアンドラブ（大井・マイルグランプリ、サンタアニタT）、フラットライナーズ（船橋記念、習志野きらっとスプリント）、ナリタミニスター（地方重賞4勝、兵庫ゴールドT4着）など33頭にのぼる重賞勝ち馬を輩出。2019、20年とNARサイアーランキングの4位、昨年は堂々3位にランクインしています。

一方、母系はサッカーボーイ（マイルCS、阪神3歳S）やステイゴールド（香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシック）、レクレドール（ローズSなど重賞2勝）らの活躍でお馴染みのロイヤルサッシュに遡る名門ファミリー。おじのタマモホットプレイ（スワンS、シルクロードS）、タマモベストプレイ（きさらぎ賞）、タマモナイスプレイ（CBC賞3着）、タマモトッププレイ（関門橋S、六甲アイランドS）、おばのチャームポット（紅梅S2着、エルフィンS3着）はいずれも中央OP馬と活気に満ちており、いとこのタマモティータイムは既に中央で3勝、現在は準OP馬として賞金を積み上げています。

2歳夏にホッカイドウ競馬よりデビューし、移籍先の岩手競馬で初勝利を飾った本馬は、3歳より南関東の大井競馬へ。その初戦となった1月18日の大井・3歳選抜牝馬（ダ1200m）で勝ち馬と0秒0差の2着に入った直後、前オーナー様のご都合により、2021年1月21日のサラブレッドオークションに出品されたことから落札いたしました。その後、大井で計10戦、今年に入ってからは川崎の現厩舎に移籍して、5戦を消化しましたが、最高は4着。いろいろと試行錯誤を繰り返してきましたが、馬体重が示す通り、思うように成長曲線を描いていないことなどを考えると、根本的に環境を変える必要がありそうです。そこで今回、新たなオーナー様を探す決断をいたしました。南関東では結果を残せませんでしたが、他場に移れば浮上のキッカケを掴めるかもしれません。

【本馬についての現状説明】
この馬なりに飼い葉を食べていますが、馬体重をご覧いただければ分かるように、思うように体重が増えてきません。前走に至っては自己最少タイの馬体重での出走となりました。南関東ではどうしても出走の際の輸送がつきものになってしまいますので、少しでも体重が減らないように、輸送の必要がない競馬場がベストだと思います。また、現状の南関東のメンバー構成では壁が厚いと言わざるを得ないでしょう。（川崎競馬・山田質調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
4月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：伊藤　恵介