パナシュ　Panache　　牡　　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父エキストラエンドは中山記念などG2・4勝を挙げたローエングリンの半弟。ディープインパクト産駒として、自身も5歳時に京都金杯を制して重賞ウイナーの仲間入りを果たし、東京新聞杯2着2回、京成杯オータムH2着、マイラーズC3着、京都新聞杯3着、G1マイルCSでも5着に好走するなど、7歳いっぱいまで重賞戦線において息長く上位争いを演じ続けました。2017年の種牡馬入り以降、生産頭数は3世代で僅か6頭しか存在しませんが、ファーストクロップ3頭のうち2頭が勝ち上がっており、マツリダスティールはイーハトーブマイルや不来方賞など、これまでに盛岡の重賞を4勝。岩手を代表する活躍を見せています。

一方、母系はリンドプルバン（高松宮杯、鳴尾記念、日本ダービー2着）やチェリーリュウ（新潟大賞典、京都記念・秋2着）を産んだムーンクローバを5代母に、最優秀ダートホース・カリブソング（目黒記念、金杯、フェブラリーH、天皇賞・秋2着）を産んだエスプリディアを4代母に持ち、近親にはニッポーアトラス（中山金杯2着）やマイネルアトレ（ダリア賞4着、盛岡重賞2着）らが存在。祖母プラチナウィンクは中央1000万クラスで活躍後に旭川重賞・ノースクイーンCを制しており、おじのパフォーマンスは門別の重賞を2勝。半兄ロバートは門別で2勝、半姉オールマイフレンズは金沢で2勝を挙げています。

2020年の北海道サマーセールにて165万円で落札し、翌年6月の札幌・2歳新馬（芝1200m）で早期デビューを果しました。そのデビュー戦では抜群のスタートセンスと、テンのスピードを大きくアピールしましたが、3～4コーナーで手応えが怪しくなり、徐々に後退。15着に敗退しました。その後も主に芝の1000～1200mを中心に計8戦を消化し、やはり先行できる脚力を見せてくれましたが、最後まで持続することができず、後方に敗れています。ただ、春の福島開催に照準を絞り、4ヵ月半ほど休養をは挟むと、心身共に成長期に入ってきたことを実感。4月7日の調教では、美浦坂路で自己ベストとなる53.5-39.4-25.8-12.7を馬なりでマークし、併せ馬のパートナー・パルデンス（4歳2勝クラス）を上回る動きも披露。この様子なら地方競馬で大いに期待が持てると思います。


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
4月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)ミルファーム