エイシンユンケル　A Shin Junker　　牡　　３歳　　※地方競馬　在籍

父エイシンフラッシュは27戦6勝。主な勝鞍は日本ダービー(G1)天皇賞秋(G1)毎日王冠(G2)京成杯(G3)。3歳1月に京成杯を制しぶっつけ本番で挑んだ皐月賞で11番人気ながら3着と健闘。世代トップレベルの実力を示しつつも7番人気と伏兵で迎えた日本ダービーでは上り32．7の究極のキレ味を駆使しローズキングダム、ヴィクトワールピサなどを差し切り栄冠に輝きます。その後もG1戦線で常に上位争いを繰り広げ5歳となり円熟味を増し迎えた天皇賞秋で上り33．1の末脚を使い再び府中の大一番で輝きを取り戻します。種牡馬としてはなかなか重賞勝ち馬に恵まれませんでしたがオニャンコポンが京成杯を見事な差し切りで勝利を挙げ父子制覇と共に嬉しい産駒初重賞制覇を果たしました。その他にもタマモメイトウ(韋駄天S)クリノフラッシュ(遠州灘S)インテンスライト(幕張S)ココロノトウダイ(フルーツラインC)など芝ダート距離問わず多彩な活躍馬を輩出しています。

母ハートフォーカスはバランシーヌS(G2)芝6Fで2着。母系を辿るとアベイドロンシャン賞(仏G1)キングズスタンド(英G1)を勝ち種牡馬となったDoubleFormを産んだFangforn(仏1000ギニー3着)に遡りこの一族にはEvaLuna(フィニークスS)、CuisGhaire(英1000ギニー2着)などヨーロッパを中心に繁栄を続けマイル以下のスピードとパワーを伝えるファミリーです。

本馬はこれまで13戦0勝と未勝利ですが2着1回、3着3回と安定した成績を収めレース
内容としては自在性がありセンスのあるところを見せています。デビュー時からコンスタントにキャリアを重ね健康面において優れた部分も長所の一つで現状は詰めの甘さがあり勝ち切れずにいますがまだ3歳と若くこれからの成長次第で変り身に期待できる一頭だと思います.

【本馬についての現状説明】
まだ少し冬毛が残っており､これから調子が上がってくると思います｡ワンペースな脚質ですが､レース展開によっては現級クラスで通用する馬だと思います｡普段は扱いやすい馬ですが､ゲート内での駐立で注意を受けております｡背中に皮膚病がありますが､前走後も馬の状態に問題はありません｡（岩手競馬・板垣吉則調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません（年内あと0.9万円で転入可能）。

※水沢競馬場・板垣吉則厩舎（岩手県奥州市水沢区姉体町阿久戸）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦