サバノミッソーニ　Sabano Missoni　　牡　　４歳　　※地方競馬　在籍

父ベーカバドは仏G1パリ大賞の勝ち馬で、凱旋門賞ではワークフォースの4着。全11戦、一度も大崩れすることなく欧米における頂上の舞台を渡り合いました。引退後は日本にて種牡馬入りし、金沢・笠松・佐賀・盛岡・水沢で次々と地方重賞ウイナーを輩出。中央でもハングリーベン（兵庫ジュニアグランプリ2着）やダブルシャープ（関門橋S、クローバー賞、札幌2歳S3着、小倉記念4着）、エネスク（北海道2歳優駿3着、全日本2歳優駿5着）、タイセイアベニール（鞍馬S、セントウルS4着、CBC賞4着）、デアフルーグ（伏竜S、青竜S2着）を筆頭に比較的ダートでの活躍馬が目立っており、その勢いに陰りは見られません。

一方、母系は米G1・2勝Fiesta Gal（マザーグースS、CCAオークス）を産んだProud Pattieを4代母に、愛仏重賞で活躍したGhaiyaを曾祖母に、愛重賞勝ち馬チャンジイを祖母に持ち、おじに中央6勝スーパーチャンス（梅田S、ゴールデンスパーT）、おばに中央4勝ルミネンス（夙川特別）、いとこにChant（NZエクリプスS）、近親にはニュージーランドG1・2勝Recite（レヴィンターフクラシック、マナワツサイアーズプロデュースS）らが存在。母ハッピーメイカーは門別で11勝を挙げ、重賞ノースクイーンCでもハナ差の2着と健闘。半兄ドテライヤツは南関東で3勝、船橋重賞・東京湾Cで5着になっています。
また、ベーカバド×ネオユニヴァースの配合からは、門別・川崎で4連勝したキク、金沢8勝シオジレアなど、複数の勝ち馬が出ています。

2020年4月に道営で能力試験に合格後、大井競馬へ移り、同年11月にデビュー。1～4戦目はいずれも1200m戦に出走すると、まだまだ幼さを感じる走りで5、4、12、8着に敗れ、また持ちタイムも縮まらないなど、苦戦をしいられていました。しかし、5戦目に1600mへ距離を延ばすと、変わり身を見せ始めて5着。続く3月9日の大井・3歳95万円以下（ダ1600m）では、初めてスタート直後からハナに立つと、マイペースに持ち込むことに成功。4コーナーで後続が早めに仕掛けてくる展開となったものの、これを見事に返り討ちし、7馬身差という圧巻の強さで初勝利を飾りました。しかしその後は出遅れたりなど、自分の競馬に持ち込むことができず、思うような結果が残せていません。色々な距離、脚質を試してみたりなど、試行錯誤を繰り返していますが、昨年10月からはC2クラスに格付けされたこともあり、掲示板にも載れない結果が続いています。初勝利時の強さを考えると、もっとやれるというのが正直なところ。環境、条件や相手関係が変われば、一変する可能性は秘めていると思います。

なお、前走時に右前蹄叉を傷めたとのことです。その点を予めご理解の上、入札をご検討ください。記載事項に関するキャンセルには応じられません。ノークレームノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
前走時に右前蹄叉が削れてしまいました。どうやら自分でぶつけてしまったようです。現状は歩様にこそ出ていませんが、今後騎乗運動を進めていくと、痛がる素振りを見せるかもしれません。鉄橋蹄鉄の装着をおすすめいたします。添付の画像をご確認ください。（大井競馬・大宮和也調教師）


※ゆう癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※大井競馬場・大宮和也厩舎（東京都品川区勝島）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ＭＭＣ