ジョイアスチャント　Joyous Chant(USA)　　牡　　４歳　　※地方競馬　在籍

ジョイアスチャント（USA）をご紹介いたします。

父はKitten's Joy（USA）です。セクレタリアトS（米・G1）、ターフクラシック招待S（米・G1）のG1レース2勝を含む重賞7勝という素晴らしい成績を残し、種牡馬入り後はG1レースを5勝したステファニーズキトゥン（USA）、クイーンエリザベス二世S（英・G1）などG1レースを4勝したRoaring Lion（USA）などを送り出しており、産駒は米国だけでなく、欧州においても活躍しています。日本ではジャンダルム、ダッシングブレイズがJRA重賞を制しております。

母はDistorted Humor産駒のSweet Chant（USA）です。2代母Ring of MusicからはJBCLクラシック連覇を含む地方重賞7勝のホワイトフーガやG1競走4勝のCampanologist（USA）が輩出しており、3代母である偉大なGlorious Song （CAN）から広がるファミリーにはシュヴァルグラン、Singspiel（IRE）、ダノンシャンティなど数々の名馬が名を連ねています。

本馬は雄大な馬体の持ち主が故にゆっくりと時間をかけて調整が行われ、2021年2月6日の東京・芝1800mで行われた3歳新馬戦においてデビューしました。結果は勝ち馬から1.2秒差の8着でしたが、勝ち馬は現3勝クラスのカイザーバローズと強い相手にまずまずの内容でした。

2戦目以降はダートに転向し、2戦目の阪神・ダート2000m戦では勝ち馬から1秒差の3着、3戦目の中京・ダート1900m戦では0.3秒差の4着と勝ちきれないものの、上位に迫る好レースを続けました。

ダートへの適性を示し、勝ち上がりが期待された本馬でしたが、4戦目となった8月22日の札幌・ダート1700m戦において、鼻出血を発症。出走制限中に未勝利戦の終了期限が過ぎてしまった為に園田競馬場へ移籍。今年の4月12日に約8ケ月ぶりの競走復帰となりました。しかし移籍後2戦目の4月27日のレース出走後に、鼻出血を再度発症したことが判明します。再び順調さを欠いてしまい、早期のJRA競走への復帰は厳しいという判断に至り、今回の上場となりました。

本馬はJRA競走において3着に入着した実績の持ち主で、ダートへの適性は既に見せております。新天地で更なる鍛錬を積み、新たな一面を見せて欲しいと願うばかりです。なお前走の後に発症した2度目の鼻出血については、レース出走後しばらくたってから発見されたもので、公式に出走制限は受けていません。ただし、その出血量から競走への影響があった可能性が高いとの報告を受けています。

なお、普段は認められないのですが、イレ込んだり、飼い葉を付けたりする時に馬房を旋回する事があるとの報告を受けております。また、現在全身に皮膚病がみられます。

何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。


※2021年8月22日（3歳時）の競走中に鼻出血を発症。「タイムオーバーによる出走制限」の適用を除外され、「鼻出血による出走制限」を受けています。

※2022年4月27日の競走後に鼻出血発症が確認されています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
5月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)