ダークガーランド　Dark Garland　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

祖母ミラーマジックはオーストラリアのG1ウィナー（パースC、WATCダービー）。本馬の従兄弟にあたる日本産馬キープアウェイはHBAオータムセールで取引された後にシンガポールへ渡り、重賞・コミッティーズプライズを制しました。ブラックタイプを更に紐解けば、Habibi（新G1・ニュージーランドダービー）、Bold Mirage（豪G2・CBコックスS）、Vevet Dream（新G1・ニュージーランドセントレジャー）など南半球での活躍馬が続々と浮かび上がってくる活気に溢れた牝系です。
本馬は今年2月の中山競馬でデビュー。飼い葉食いが旺盛過ぎる面があって、なかなか絞れず仕上げに苦労していることもあってか、計4戦を消化して思うような結果が出ていない現状です。障害練習もやってみたものの、トモの推進力に欠ける感じでしたし、スーパー未勝利の出走資格を有していますが、ここにきて熱中症、夏負けの症状が出てしまい、出走までに最低でもあと1ヵ月は掛かりそうなことから、今回のサラブレッドオークションへ出品の運びとなりました。
体内の熱が下がらず、息遣いも悪い状態で夏負けの症状が出ていますが、飼い葉食いは相変わらず旺盛ですし、美浦トレセンの坂路で15～17秒ペースの時計消化を積み重ねていました。12～13秒台での追い切りができていないので出走までに少し時間が掛かるかもしれませんが、脚元に関しては問題ないことから、夏負けの症状さえ治まればコンスタントに使うことができるでしょう。2戦目の阪神ダート1800m戦ではハナに立ったようにスピードはありますし、全体的に良化途上の印象で、今後の成長次第ではガラッと変わっても何ら不思議はありません。
なお、8月8日（火）美浦トレセン伊藤正徳厩舎にて検温し38度3分。翌9日（水）に阿見TC内セグチレーシングステーブルへ移動。当日の検温で39度3分だったことから獣医師による治療をおこない、本日10日（木）早朝には37度5分まで下がりました。
その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられませんので、不安がある方は現地で獣医検査を受けてからの入札をお勧めします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2017年8月4日まで平地競走に出走できない）」を受けています（通算2回目）。
　　　2017年6月4日（日）　3回東京2日　6R　3歳未勝利　　ダ1400m（良）
　　　結果15着　　タイム1:32.1（1着馬からのタイム差5.6秒、5着馬からのタイム差5.3秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は6000円/日（税抜）です。
8月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：新井原　博