ニジイロ　Nijiiro　　牝　　４歳　　※地方競馬　在籍

父トビーズコーナーは米G1ウッドメモリアルSにおいて Bellamy Roadに続く父子制覇を達成。引退後は日本にて種牡馬入りしており、2016年より産駒がデビュー。ソイカウボーイ（門別・園田重賞2勝、兵庫ジュニアグランプリ3着）やリンノレジェンド（大井・盛岡・門別・金沢重賞6勝）、グリードパルフェ（高知重賞・高知県知事賞、南関東重賞2着2回）、出品本馬ニジイロ（東海重賞2勝）、オールージュ（名古屋重賞・新春盃）、フジヤマブシ（金沢重賞2勝）、クレセントシティー（大井重賞・ハイセイコー記念2着）など、おもに地方のダート競走においてその威力を発揮しており、中央では昨秋の武蔵野Sで重賞勝ち馬の仲間入りを果たしたソリストサンダー（かしわ記念2着2回、南部杯3着）や、先日準OP入りしたショウナンマリオ（中ノ岳特別、わらび賞）らが勝ち星を積み上げています。

一方、母系はセーヌスポート（牝馬東タイ杯、京成杯3歳S）を産んだタミアナを5代母に持ち、World Cup（クイーンエリザベス二世S）やノーブルグラス（札幌スプリントS連覇）、マズルブラスト（大井記念2回など南関東重賞5勝）らもこのファミリーの出身。4代母は京都牝馬特別や函館記念で2着したヨドハマナス、曾祖母は中央準OP勝ちがあるアスコットハマナスと結果を残しており、全兄タイセイレーベン（南関東・東海・高知7勝）やハーツイーズ（金沢・南関東4勝）のパフォーマンスからもトビーズコーナーとの相性は上々のようです。
また、トビーズコーナー×コマンダーインチーフの配合からは、出品本馬以外にも中央2勝ロードナカヤマなど、複数の勝ち馬が出ています。

2歳6月にホッカイドウ競馬よりデビュー。キャリアを重ねながら徐々に地力が強化されると、迎えた7戦目の門別・2歳未勝利（ダ1000m）で初勝利を獲得しました。そして、この直後に名古屋競馬へ。移籍初戦の名古屋・2歳特別（ダ1400m）を8馬身差、さらに笠松・シクラメン特別（ダ1400m）も5馬身差で圧勝し、2歳時に計3勝を飾ると、年明けには重賞である姫路・兵庫クイーンセレクション（ダ1400m）に遠征。初コースに加え外枠からのスタートでしたが、道中は中団につけると、徐々にポジションを押し上げ、3コーナーで2番手へ。直線では外を回して力強く抜け出し、見事優勝を飾りました。

3歳3月には浦和・桜花賞（ダ1600m）にも挑戦。唯一の他地区からの遠征馬でしたが、後方から末脚を伸ばし、レベルの高い南関東勢を相手に5着に入る健闘も見せました。そして地元に戻ると、4月の名古屋・東海クイーンカップ（ダ1800m）では2着馬に3馬身差をつける完勝で1番人気に応え、重賞2勝目。その実力を大いにアピールしてくれました。

その後は再び門別、兵庫、川崎と転籍し、今年3月から名古屋の現厩舎で過ごしています。1年前の東海クイーンカップ以来、勝利から遠ざかっていますが、この春になって体重が20㎏ほど増加したように、まだまだ成長を見せていますので、相手関係や環境が変われば、復活の余地はあると思います。

なお現在、右前の軟腫の張りを確認していますが、痛みはみられません。添付の画像をご確認ください。現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
今年3月に川崎からこちらにやってきました。トモにまだまだ良化の余地を残しており、パンとしてくれば昨年のように活躍してくれるかもしれません。（名古屋競馬・今津勝之調教師）


※さく癖があります（軽度）。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・今津勝之厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：石井　輝昭