アールブリッツ　R Blitz　　牡　　５歳　　※地方競馬　在籍

父ストロングリターンは6歳時に当時の日本レコードタイムで安田記念を制覇。スタッドイン後の2017年には新種牡馬として二世が真っ先に勝ち名乗りを上げました。中央では現在OP特別 3連勝中のプリンスリターン（シンザン記念2着、アーリントンC3着、函館2歳S3着、朝日杯フューチュリティS5着）をはじめとして、ツヅミモン（シンザン記念2着）やペイシャルアス（カンナS）やフラリオナ（ききょうS2着）、地方でもテツ（金沢重賞・MRO金賞）やジェッシージェニー（金沢・名古屋・佐賀重賞3勝）、クロールキック（水沢重賞・スプリングC、寒菊賞）、フレアリングダイヤ（大井重賞・金盃2着）、グランフォロミー（水沢重賞・東北優駿2着）といった産駒たちが全国の重賞やOPレースを賑わせるなど、芝はもちろんダートもまったく苦にしないことから、玄人好みの頼れる存在として人気を博しています。

一方、母系を見ますと、母ウイニフレッドは門別で2勝。おじ、おばは地方のダートで堅実に走っており、おばホレミンサイヤは岩手の重賞勝ち馬、マロンブーケは大井で8勝を挙げました。曾祖母Winning Colorsはケンタッキーダービーなどを制した米国の歴史的名牝。その子孫には、クイーンC2着のゴールデンカラーズ、キーンランドCを勝ったチアフルスマイル、米G1アラバマSを勝ったエスキモーキセスといった一流馬が多数。東京盃勝ちのプラチナグロースや、ユングフラウ賞勝ちのスターローズといった地方競馬の重賞勝ち馬も多く、さらに遡ればジャパンCや宝塚記念を勝ったタップダンスシチーなども同門となります。

2018年の北海道セレクションセールで561.6万円で取引された逸材で、翌年8月の新潟・2歳新馬（ダ1800m）では1番人気に推され、現ダートオープン馬タガノビューティーの3着に入りました。JRA在籍時は5戦して、ダートだけでなく、芝でも4、5着に好走するなど、素質の高さをアピール。また約520㎏の好馬体や先行できる脚力の持ち主でもあることから、2020年8月6日のサラブレッドオークションで当方が落札いたしました。そして2020年10月より浦和の水野貴史厩舎に所属しています。

ここまで南関東ではダ1400～1600mで22戦し、3勝、2着3回、3着1回、4・5着各3回と、実に13戦で掲示板に載っています。今年2月25日の浦和・C1五（ダ1400m）では、不利な外枠からの発走でしたが、中団よりやや後方でじっくり脚を溜めると、3コーナーより外を通って進出。抜群の手応えで最後の直線を迎えると、見事な差し切り勝ちを決めました。JRA在籍時は520㎏前後だった好馬体は、現在は530㎏超とさらに成長。大型馬ながら器用に小回りコースにも対応しており、相変わらず能力の高さを窺わせています。今後も引き続き頑張ってくれるでしょう。

なお現在、球節に軟腫がみられます。添付の画像をご確認ください。現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
キャンター時にノドから違和音がしますが、出走に支障をきたした過去はなく、追い切りやレースでは、鞍上からそのような指摘は来ていません。（浦和競馬・水野貴史調教師）


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※浦和競馬野田トレーニングセンター・水野貴史厩舎（埼玉県さいたま市緑区上野田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
6月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：堀内　義孝