アイオーン　Aeon　　セン　５歳　　※地方競馬　在籍

父ロードカナロアは難攻不落とされた香港スプリントを連覇。短距離界の絶対王者として一時代を築き上げると、種牡馬としても初年度から歴史的名牝アーモンドアイ（牝馬三冠、ジャパンC2回、ドバイターフなどG1・9勝）をはじめとして、ダノンスマッシュ（香港スプリント、高松宮記念など重賞8勝）やステルヴィオ（マイルCS、スプリングS、朝日杯フューチュリティS2着）、ダイアトニック（スワンS、阪急杯、函館スプリントS、高松宮記念3着）らを輩出。2世代目以降もサートゥルナーリア（皐月賞、ホープフルS）やレッドルゼル（JBCスプリント、ドバイゴールデンシャヒーン2着2回）、パンサラッサ（ドバイターフ）、Tagaloa（MRCブルーダイアモンドS）、ダノンスコーピオン（NHKマイルC）といったG1ウイナーが誕生するなど、亡きキングカメハメハの強力後継者として令和時代のチャンピオンを担う存在となっています。

一方、母系を見ますと、母エターナルビートはG3クリスタルCで2着。半兄にマルカジーク（共同通信杯3着、シンザン記念3着）、半姉にフォーエバーモア（クイーンC、阪神ジュベナイルフィリーズ3着）、おばにCCAオークスなど米重賞5勝を挙げたシャロン、おじに芝・ダート両重賞を制したトーヨーレインボー（中京記念、シリウスS、マイルCS3着）など活躍馬がひしめき合っており、近親には年間世界一の称号を得たジャスタウェイ（ドバイデューティフリー、安田記念、天皇賞・秋）や、スカイノダン（北九州記念2着）らが存在。まさに活力に満ち溢れるファミリーとなっています。

中央在籍時は2戦して勝利を挙げることはできず、また2戦目にはタイムオーバーによる出走制限を受けたため、2020年7月19日のサラブレッドオークションに出品され、当方で落札いたしました。その後は名古屋、高知、再び名古屋、笠松、再び高知と全国各地を転々と渡り歩き、今年4月から佐賀の鮫島克也調教師にお世話になっています。佐賀に来るまでは、高知の1300mと1400mで計3勝。佐賀でも1300m、1400mを中心にレースを使い、2戦目の5月8日、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（ダ1400m）、4戦目の6月3日、C1-7組（ダ1300m）にそれぞれ優勝。短期間に2勝を挙げることに成功しました。しかし、そのC1-7組を優勝後、一気に相手メンバーが強化されたことにより、ここ2戦は苦戦をしいられている状況です。今後も佐賀の同条件では厳しい戦いが予想されるため、今回のオークションに出品した次第です。ロードカナロア産駒の5歳馬ということを考えると、まだまだ現役で頑張ってくれると思いますし、おそらく息の長い走りを期待できると思います。すでに地方4競馬場を経験している点もストロングポイントのひとつで、どこに行ってもすぐに対応できることが分かっている点は、移籍の上で大きなアドバンテージになると思います。

現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。また、現所属厩舎での預託管理継続は出来ません。

【本馬についての現状説明】
水分を含んだ馬場があまり得意ではないようで、ここ2走は不良、重と天候が味方しませんでした。また揉まれるのも良くなく、いかにスムーズにレースを進めることができるかがカギですね。相手関係、展開次第なところがあります。（佐賀競馬・鮫島克也調教師）


※2021年5月5日（4歳時）に去勢手術を行っています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※佐賀競馬場・鮫島克也厩舎（佐賀県鳥栖市江島町字西谷）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：桜月ファーム