ルージュヴェルダ　Rouge Verdad　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ハービンジャーは現役時代、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着馬に11馬身という大差をつけて圧勝するなど、4歳になって重賞4連勝を達成。引退後は日本で種牡馬入りし、2017年には産駒が秋華賞（ディアドラ）、エリザベス女王杯（モズカッチャン）、マイルCS（ペルシアンナイト）を制し、同年秋のG1シリーズで旋風を巻き起こしました。他にもブラストワンピース（有馬記念）やノームコア（ヴィクトリアマイル、香港C）などを送り出して成功を収めています。自身の現役時と同じように3歳秋～古馬になってからグンと力を付ける産駒が多く、豊富な成長力がセールスポイントと言えるでしょう。

母系に目を転じると、母レイナソフィアはJRAで2勝をマーク。山吹賞を勝った全兄のレイエスプランドルをはじめ、ジュンサロベツ、ダイメイティアラなど兄姉はJRAや地方競馬で堅実に勝ち星を挙げています。祖母ゲルニカは亜1000ギニーなどアルゼンチンのG1競走を4勝した名牝。その産駒にニュージーランドTを制したエイシンオスマン、孫にアンタレスS3着のサージェントバッジがいます。曽祖母のGouacheもアルゼンチンでG1を2勝しており、南米出身の活力に満ち溢れたファミリーです。

本馬は2歳10月にデビューを迎え、ここまで8戦を消化。思うような結果が出ていない現状ではありますが、先述の通り3歳秋～古馬になってから本領を発揮するタイプが多いハービンジャーの産駒だけに、これから成長して変わり身を見せる可能性は十分あるでしょう。骨折などの大きな怪我とは無縁で、順調に出走を重ねることができたのも強み。ダート戦に一度だけ出走して結果こそともなわなかったものの、「ダートの走り自体は悪くなかった」とジョッキーがコメントしていたことから、地方競馬への移籍がいいきっかけになる可能性もあるはずです。新天地で活躍してくれることを心から願っています。

また、メイケイエール（京王杯スプリングCなど重賞5勝）やバジオウ（プリンシパルS）を母の父として送り出すなどブルードメアサイアーとしても頭角を現しているハービンジャーを父に持ち、前述のように活気に満ちた牝系の出身、牝馬としては雄大な馬格を有していることからも、将来の繁殖牝馬候補としてもご一考いただければ幸いです。

なお現在、右前球節に腫れがみられますが、痛みはありません。添付の画像をご確認ください。左後球節前面に外傷がみられ、少し腫れが残ります。また、両前肢に皮膚病がみられます。
現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※南関東3競馬場（川崎・船橋・浦和）への特例転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
8月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)ノーザンレーシング