フリーホースコマチ　Free Horse Komachi　　牝　２歳　　※地方競馬　在籍（未出走）

父ヒルノダムールは3歳時に若駒Sを勝ち、皐月賞で2着になるなど、早い時期から活躍。なかなか重賞には手が届きませんでしたが、4歳春の大阪杯で同期のダービー馬エイシンフラッシュらを下して初タイトルを獲得すると、続く天皇賞・春では距離不安説を吹き飛ばして鮮やかな差し切りを決め、G1ウイナーの仲間入りを果たしました。秋にはフランスに遠征し、フォワ賞2着、凱旋門賞は10着。帰国後も白星こそ挙げられませんでしたが、重賞戦線でレベルの高い活躍を見せました。産駒のデビューは2016年。これまでに計54頭が出走し、36頭が勝ち上がっており、ニシノオイカゼ（湯沢特別）やアドレが中央で2勝。地方では門別・大井・高知で計7勝ウルフオブウォー、兵庫8勝トリニティノットなど数多くの産駒が勝利を収め、短距離に対応できるスピードも示しています。

一方の母系は、日本ダービー馬バンブーアトラスを産んだバンブーシザラを5代母に持つ日本に根付いた歴史あるファミリーで、母エピックフィリーは佐賀で6勝。母の全兄に中央OP馬マイネルオベリスク（上総S、桜島S）、おじに中央3勝ロトスカイブルー、ロトブルースター（初凪賞2着、津軽海峡特別2着、福島放送賞2着）、近親に金沢の重賞勝ち馬マナバレンシア（金沢シンデレラC、ライデンリーダー記念2着、金沢プリンセスC2着）をはじめ、笠松7勝パトリオットワン、兵庫7勝トーエイスズカなど、配合相手を問わずに堅実な走りを見せています。
また、ヒルノダムール×アグネスデジタルの配合からは、門別・園田で計11勝チョウコイコイ、笠松14勝リキオマトバ、佐賀2勝アイファータレントなど、複数の勝ち馬が出ています。

本馬は門別競馬でのデビューを目標に、桧森邦夫厩舎に入厩。現在は門別競馬場の坂路コースを1日2本登坂し、週1本15-14の時計を出しています。6月21日に能力検査は合格（5頭立て5着）したものの、今月8月一杯で認定競走が終了、良化途上でのデビューを見送り、所有頭数の都合もあって出品させていただくことにしました。

新たなオーナー様の下、無事デビューを迎え、活躍してくれることを祈っております。
現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

『フリーホースコマチ』という馬名で競走馬登録済みですが、未出走のため、1回に限り馬名の変更が可能です。

【本馬についての現状説明】
小柄で現状は非力、今後のパワーアップに期待したいところです。奥手の印象も受けています。なお、左後球節に古傷があります。添付の画像をご確認ください。（門別競馬・桧森邦夫調教師）


※本馬の馬体重は415kg（8月10日現在）です。

※2022年6月21日に門別競馬場（天候：晴 ・馬場状態：良）にて能力検査を受検し、ダ800mを54.7秒で走破、合格しています（馬体重402kg）。

※サンシャイン牧場（トレーニングファーム・北海道沙流郡日高町旭町）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
8月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：福岡　純一