シカゴフットワーク　Chicago Footwork　　牡　３歳　　※地方競馬　在籍

父ジャスタウェイは国内外のG1を3勝。なかでもレコードタイムによる独走劇となったドバイデューティフリーは圧巻で、この勝利により日本調教馬として史上初となる国際クラシフィケイション単独トップに輝きました。また種牡馬としても好発進を見せ、初年度産駒であるヴェロックス（皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞3着）やアドマイヤジャスタ（函館記念、ホープフルS2着）、アウィルアウェイ（シルクロードS、スプリンターズS3着）、マスターフェンサー（名古屋グランプリなど交流重賞4勝、ベルモントS5着）らがG1戦線を賑わし、以降もダノンザキッドがホープフルSを制して最優秀2歳牡馬に輝くなど、次々に有力馬を輩出しています。

本馬は2021年9月の中山・2歳新馬（芝1600m）でデビュー、好スタートから先団の内を立ち回り、ラストまでしぶとく伸びて４着、初戦から能力の片鱗を見せるレース内容でした。レース後に騎手からダート向が向いていそうと進言があったことを踏まえ、2戦目は東京ダート1400mへ転戦。1番人気に支持されたものの、競馬では出遅れて後方のまま10着に敗れました。レース後に右第一指骨の剥離骨折が判明、全治3か月の見舞金を受けております。休養を挟んで迎えた3月の復帰戦は再び中山芝1600mを選択、抜群のスタートから逃げたものの直線で失速し11着に敗れ、続けて４月にも出走し12着と敗れたところで中央登録を抹消。翌５月にはデビュー前より指摘のあった咽頭片麻痺による喘鳴症ならびに声帯ヒダ除去の手術を行った後にホッカイドウ競馬の安田武広厩舎に移籍、7月20日の門別・フタップの滝賞（ダ1700ｍ）で復帰戦を迎えました。レースでは2番人気に支持され、好スタートからそのままハナを切る競馬を見せましたが早々に失速、6着に敗れています。続く8月4日には目先を変えて距離を短縮し1200ｍ戦に出走、こちらも持ち前のスピードでハナを切りましたが失速してしまい12着に敗れたことを踏まえ、この度オークションに出品する運びとなりました。

JRAの新馬戦で見せたパフォーマンスや調教での動きは能力を感じさせるものがあり、本来の能力を発揮することができれば新天地での活躍も可能ではないかと考えています。なお、先述の通り、ノドの手術を実施済みですので、その点を予めご了承くださった上で、入札をご検討ください。記載事項に関するクレームには応じられません。現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。

なお、本馬の最新のウォーキング動画はコチラからご覧いただけます。

【本馬についての状況説明】
喉なりの手術は成功したとのことですが、競馬から上がってくるとゼエゼエした息遣いは残っています。先行力もあり調教ではしっかり動けているので、環境を変えるのも良いかもしれません。（ホッカイドウ競馬・安田武広調教師）


※ゆう癖があります。

※2022年5月に喉頭片麻痺（グレード3）による喘鳴症（ノド鳴り）、声帯ヒダ切除の手術を実施しています。

※8月10日測定の馬体重は522kgです。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※STウィンファーム（北海道勇払郡むかわ町生田）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
8月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：鈴木　剛史