サバンナロード　Savannah Road(USA)　　セン　９歳　　※地方競馬　在籍

父Street BossはStreet Cryの直仔として快速で鳴らした米国産馬。3歳初戦に勝利を収め、重賞初挑戦となった4歳時のロサンゼルスHでレコード勝ちを果たすと、トリプルベンドH、ビングクロズビーHと米G1を2連勝。続くエインシェントタイトルSは惜しくも2着、そしてBCスプリント3着を最後にスタッドインしています。種牡馬としても初年度から米G1馬Capo Bastone（キングズビショップS）を送り、以降もDanza（アーカンソーダービー）やCathryn Sophia（ケンタッキーオークス）、デックドアウト（アメリカンオークス）、そしてAnamoe（MRCコールフィールドギニーズ、ATCサイアーズプロデュースS）といった米豪G1馬を次々に輩出。出品本馬を含む日本に輸入されたアメリカ生まれの外国産馬2頭は、いずれも中央で新馬勝ちしています。

一方、母系はCapeside Lady（米G2モリーピッチャーH、米G2モンマスオークス、米G3インディアナオークス2着、米G1スピンスターS3着）やExclusive Garth（米G3エクワポイズマイル2着）、Silver Squire（米G3スペクタキュラービッドS3着）らと同じく、Doric Typeに遡るアメリカ由来の歴史あるファミリー。祖母Trisha Runsは米6勝、リステッドレースで2着のキャリアがあり、米国を中心としてきょうだいや近親馬たちで勝利数を量産。半兄のCongrats Robは18戦4勝、2着2回、3着3回とこちらも堅実な走りを見せています。

2016年1月に美浦・木村哲也厩舎よりデビューし、JRAには5歳6月まで所属して14戦2勝、2着1回。芝1600mの3歳新馬、3歳以上500万下で2勝を挙げました。そして、2018年6月14日のサラブレッドオークションに出品されたことから、当方で落札いたしました。

その後は2019年より浦和・小久保智厩舎へ移籍。すると、抜群の適性を見せ、その年は10戦して（3.5.0.2）、掲示板を外したことは一度もありませんでした。7歳時もJRA交流の浦和・マルチフレンド特別（ダ1400m）に優勝したほか、B1クラスの浦和・ひいらぎ特別（ダ1500m）、船橋・金風特別（ダ1600m）も勝利して3勝と順調に出世していました。

ただ、そこは地方競馬随一のレベルを誇る南関東競馬。クラスが上がれば当然メンバーも相当強化されますし、また年齢的にも年々厳しい競馬がしいられます。昇級当初はA2クラスでも掲示板に載ることができていましたが、ここ最近は厚い壁を感じるようになり、なかなか上位争いに加わることができていません。今年6月には心機一転して、現厩舎で再スタートを切ったものの、思うような結果が残せず、この度、サラブレッドオークションに出品することを決断しました。

9歳でもまだまだ元気に競走生活を送ってますし、南関東でA2まで出世した実績は注目に値すると思います。条件や相手関係が変われば、まだまだやれると思いますので、新オーナーの下、もうひと花咲かせてくれることを願っております。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
歩様が硬めだったり、球節が大きかったり、9歳という年齢的な部分を感じますが、追い切り自体は未だによく動きますし、カイバもよく食べていますし、脚力や体調などに関しては、まだまだやれると感じさせるものがあります。（浦和競馬・海馬澤司調教師）


※2017年4月13日（4歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ホースサポート櫻（茨城県稲敷市蒲ケ山・栗山牧場内）に在厩しております。預託料は7,700円/日（税込）です。
10月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ブルーエクウス(株)