カナラクリーク　Kanarra Creek(USA)　　セン　３歳　　※地方競馬　在籍

カナラクリーク (USA) をご紹介いたします。

父はKitten's Joy（USA）です。現役時はセクレタリアトS(G1）、ターフクラシック招待S (G1) のG1レース2勝を含む重賞7勝という素晴らしい成績を残し、種牡馬入り後はG1レース5勝のステファニーズキトゥン (USA）、クイーンエリザベス二世Ｓ (英・G1) などG1レースを4勝したRoaring Lion (USA) などを送り出しており、日本ではダッシングブレイズがエプソムカップ、そしてジャンダルムが先日のスプリンターズSを優勝、日本においてもG1勝ち馬が輩出しました。

母はWilson’s Creek (USA) です。その祖母であるHelen Street (GB)は、愛オークス (G1) 勝ち馬でそこ から広がるファミリーには、仏ダービー (G1) を含むG1レース4勝を挙げたShamardal (USA)、ドバイワールドカップ (G1) を制したStreet Cry (IRE)ら競走成績だけでなく種牡馬としても大成功したレジェンドホースが名を連ねます。さらに近年においても、一昨年の仏2000ギニー (G1) 勝ち馬Victor Ludorum (GB) が出現するなど、まさに世界有数の名門ファミリーとなっております。

本馬は2022年1月29日の東京・芝1600ｍで行われた新馬戦においてデビューを迎えました。2番人気に支持されるも8着、2戦目の芝1600ｍ戦では9着と内容は悪くないものの、入着を果たすことが出来なかったため、3戦目からはダートに転向。5月29日の東京・ダート1600m戦において9番手追走から上がり最速の末脚で追い込み、4着と掲示板を確保。ダートへの確かな適性を見せました。しかし、その後の2戦は結果が振るわず、未勝利戦の終了期限を迎えた為に門別競馬場へ移籍します。

その間に去勢手術を施され挑んだ移籍後の初戦、8月30日の五色渓谷賞 (ダート1700m) では位置取りが後ろになってしまい3着に敗れたものの、2戦目のホクレン丸特別 (ダート1700m) では5番手を追走し、直線の入り口では進路を最内に選択すると、一気に上り最速の末脚で突き抜けて優勝。待望の初勝利を挙げました。続くオレノガノ特別 (ダート1700m) では４コーナーを6番手の位置から大外を回して進出を開始。そのまま先行集団を飲み込むとその後は馬なりで上り最速のタイムで振り切り、2着に2馬身の差をつける大楽勝で連勝を決めています。

今後の活躍に期待がかかる本馬でしたが、現状はJRA競走へ復帰させるよりも、地方競馬において能力をフルに発揮させる方が望ましいとの判断に至り、今回の上場となりました。現在、門別競馬場で2連勝中と地方競馬への適性は実績が示す通り。ここまでコンスタントに使えているタフさ、器用なレースセンスを活かして、更なる活躍を見せてくれるに違いありません。

なお、本馬は2021年6月（2歳時）に輸送熱が原因の肺炎を発症し、右前肢に軽度の蹄葉炎（ローテーション）が認められました。肺炎が完治して以降、症状の進行は確認されておりません。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2022年6月29日に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ダーレー・ジャパンキャッスルパーク（北海道沙流郡日高町字豊郷）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
10月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)