アポロテネシー　Apollo Tennessee(USA)　　牡　７歳　　※地方競馬　在籍

2017年4月に米国フロリダ州OBS社の2歳トレーニングセールで購入し、同年6月に輸入した米国産馬となります。

デビューは3歳1月（京都・ダート1,400m）と少し遅めでしたが、後続に5馬身差をつける楽勝で見事に新馬勝ち。その後、着実に力をつけながら、同年10月の新潟・ダート1,800m（1勝クラス）を4馬身差、翌年11月の東京・ダート2,100m（2勝クラス）を6馬身差といずれも圧倒的なパフォーマンスで勝ち上がると、昇級初戦となった晩秋ステークス（東京・ダート2,100m）も勝って2連勝とし、オープン入りを果たしました。

以降、地方交流重賞やリステッドレースを中心に出走しましたが、狙ったレースへの出走可否が直前まではっきりしないケースが多かった関係で、難しい調整を余儀なくされる事が多く、思うような結果を残す事ができませんでした。途中、栗東・山内調教師の引退に伴い、2020年（5歳）3月に美浦・鈴木伸尋厩舎へ転厩。その後、平地で6戦、障害で3戦しましたが、心機一転を図る為、本年6月下旬に高知競馬場へ転籍しました。

転籍後は3戦連続で2着でしたが、前走（10月9日）は単勝1.2倍の圧倒的な一番人気に応えて優勝。ちなみに、成績上はアタマ差となっていますが、スタートで躓いて大きくバランスを崩し、騎手が落馬寸前というハプニングがあってのものでした。リプレイ映像を是非ご覧いただきたいと思いますが、このような不利を跳ね返しての勝利だっただけに、むしろ本馬の実力を明示する形になったのではと思います。

このように、既に7歳とはいえ、まだまだ元気で、今後も充分に楽しませてくれそうな本馬ではありますが、当社は、アポロサラブレッドクラブの関連会社であり、アポロTC同様、全ての所有馬を手放す事となった事から、今回のオークションに上場する運びとなりました。新しいオーナー様の期待に応えてくれるような更なる活躍を祈念しております。

尚、前走（10月9日）のスタート時に躓いた際、複数箇所に外傷を負いました。患部の写真を添付しましたので、事前にご確認、及びご了承の上、入札にご参加くださいますようお願い致します。また、本件を含め『ノークレーム・ノーリターン』の現状渡しとさせて頂きます。あらかじめご了承ください。

【本馬についての現状説明】
背腰が甘めのところはありますが、扱いやすい馬で、飼葉の喰いも問題ありません。尚、前走のスタート時に躓いた際、両前球節など複数箇所に外傷を負ってしまいました。まだ腫れはありますが、いずれも擦り傷や切り傷程度のようで、今のところ歩様も大丈夫そうです。ちなみに、左後球節に浮腫がありますが、これは転入前からあったものです。（高知競馬・打越勇児調教師）


※2021年6月19日～2022年2月26日の期間に対し、馬体調整および障害転向へ向けた障害練習の為、事故見舞金17号（JRAの施設内で発生した腱炎、骨膜炎、内臓疾患などにより、出走経験のある馬が該当疾病診断日から6カ月以上出走できなかった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※高知競馬場・打越勇児厩舎（高知県高知市長浜宮田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
10月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)さくらオフィス