チェルヴィーノ　Cervino　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

本馬は中央未勝利馬で2022年3月に当オークションにて購入。川崎競馬にて在籍しており、能力を感じられていたことから続戦を引き受けて頂き、休養＋脚元のケアを4か月行った後、川崎競馬にて復帰しました。骨折歴があるとの事で、レントゲン検査の結果は腕節に骨膜炎の既往歴がありましたが、所有後の４戦、競走の後のレントゲン検査結果では、悪化傾向を認めていませんでした。2022年9月25日の調教後、左前肢跛行を呈し、放牧後の精査にて左前肢蹄骨内側のタイプⅠ型の骨折を認めました。繁殖牝馬としても考慮していまいたが、このタイミングで馬房の空きが無いため売却する事にしました。

なお、前走後も変わりありませんが、故障歴がある事から毎回レース後は足元はすっきりしないので、使っていくにはしっかりケアしていく必要があります。詳しくは調教師の現状説明をご参照ください。本件に関しては現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルは応じられません。

また、父リアルインパクトは本馬と同じ初年度産駒からNHKマイルカップを制したラウダシオンを輩出。兄弟にJRA4勝のサトノグランがおり、母父に希少なウォーエンブレムもいることから繁殖用途としても有用だと考えています。現役馬として出品いたしましたが、繁殖牝馬としての可能性も踏まえ、ご検討頂ければ幸いです。

歩様はコチラをご確認ください。

【本馬についての現状説明】
9/14の競走後は歩様も変わりありませんでしたが、9/24の調教後に、左前肢の跛行を認めました。挫跖とも考えられましたが、放牧先の検査にて、左前肢蹄骨内側におけるタイプⅠ型の蹄骨骨折を認めました。2歳時に故障した影響か、道営より来た際より、レース後の歩様では、両前肢の跛行を時折呈していました。両前肢腕節の形状の影響か、時折熱感があり、定期的なケアを実施しています。レントゲン検査では、右前肢腕節において陳旧性の骨膜炎像を認めます。現状悪化傾向はここ半年間以上認めず。脚元のケアを行った休養後からは、コンスタントに使って来ました。飼葉食いは良好で、気性面はオンとオフがしっかりとしており、厩舎ではあまり手がかかるタイプではありません。競馬や調教時には走るスイッチが入る傾向にあります。調教時の手応えや、大きなフットワークの様子から、脚元さえ良化した暁には、もっと勝てる馬と考えています。名残り惜しいですが、新天地での活躍を期待します。（川崎競馬・山崎裕也調教師）


※2022年9月25日の調教中に左前肢蹄骨内側のタイプⅠ型骨折を発症。その後裸足にて管理したため、蹄壁の捲れと、軽度蹄叉腐乱を認めます。保存療法を選択しており、全治６か月以上の診断となります。

※2019年6月16日（2歳時）に両前橈側手根骨遠位端の骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。同月に骨片摘出手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ベルステーブル（宮城県亘理郡亘理町逢隈下郡八ツ入）に在厩しており、預託料は4,400円/日（税込）です。
11月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：上手　健太郎