ラヴィエント　La Viento　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

本馬は2020年11月28日の2歳新馬(阪神芝1600m)でデビュー。2戦目の3歳未勝利(芝2000m)で3着に入ると、同年夏の北海道シリーズでも芝2000mで3戦連続2着に入るなど、JRAでの勝ち上がりまであと一歩と迫りました。未勝利戦が終了した後は芝を求めて岩手競馬へ移籍し、ここでも4戦1勝、2着2回、3着1回と堅実な成績を残しました。その中には重賞サファイア賞での2着も含まれています。

残念ながら3歳中に2勝を挙げられず、岩手競馬がシーズンオフになったことから4歳時は名古屋競馬に移籍しましたが、なかなか結果が伴わず、再び岩手に移籍して芝を含む3戦を消化したもののレースぶりが変わらないこと、背腰に疲れが出て当面の間休養が必要な状況から、JRAへの復帰を断念してオークションに出品することになりました。

JRA在籍中は芝2000mで2着3回、3着1回の成績を残し、盛岡に移籍後も芝2400mの重賞サファイア賞で2着に入るなど、芝の中長距離で実績を残してきました。ダートでの勝ち星はないものの、盛岡で3着、名古屋で5着に入るなど一定のパフォーマンスを示しています。態勢さえ整えば芝、ダートを問わず堅実に走ってくれることでしょう。

母系に目を向けますと、祖母ライクザウインドが種牡馬ディープインパクト、ブラックタイドの半姉という良血馬。いとこには2017年クイーンCの覇者で同年のオークス3着馬アドマイヤミヤビ、2020年のニュージーランドTを制したルフトシュトロームの名が見えます。惜しまれながら死去したエリザベス女王の所有馬として知られる、誇り高きハイクレアの一族。本年の欧州最強馬バーイードとも同族で、ファミリーの質の高さに疑いの余地はありません。わずか5世代をを残して早世した父ドゥラメンテの血も希少性が高く、将来の繁殖候補としてもご一考いただけますと幸いです。

【本馬についての現状説明】
馬体は3歳時より明らかに成長して大きくなっています。前走後に背腰に疲れが出たため、すぐに競馬を使うのは難しいかもしれませんが、休みを入れてあげればまだ活躍は可能だと思います。（水沢競馬・伊藤和忍調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※グレイトフルホースファーム（岩手県八幡平市松尾寄木）に在厩しており、預託料は4,950円/日（税込）です。 
11月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ＤＭＭドリームクラブ(株)