リンガスウォリアー　Lingus Warrior　　牡５歳　　※地方競馬　在籍

父マジェスティックウォリアーはデビュー2連勝で米G1ホープフルSを制した良血馬。米スタッドイン後はその産駒たちが初年度から続々と勝利を収め、プリンセスオブシルマーがケンタッキーオークスなど米G1を4勝、日本に輸入されたベストウォリーアが南部杯を連覇、エアアルマスが東海Sを制しています。2016年からは本国にて供用されており、日本生まれとなる初年度産駒は2019年より順次デビュー。サンライズホープ（シリウスS、みやこS）やライトウォーリア（太秦Sなど中央5勝、浦和重賞・埼玉新聞栄冠賞）、門別の重賞を2連勝したヘイセイメジャーなど、前評判どおりの好発進を決めて2019年ダート・ファーストシーズンサイアーチャンピオンを獲得。以降もスマッシャー（ユニコーンS、ジャパンダートダービー4着）やシゲルタイタン（天満橋S、天保山S2着）、セイカメテオポリス（川崎重賞・戸塚記念、大井重賞・東京記念2着、白山大賞典4着）、スティールルージュ（南関東重賞3勝、門別重賞1勝）、レッドソルダード（灘S）、リベイクフルシティ（大井重賞・ゴールドジュニア）など、ダートを主戦場として威力を発揮しています。

一方、母系を見ますと、母ラブミーナンシーは門別で1勝。半妹テーオーシャルマンは昨年9月の中京ダート1400m戦で2歳新馬勝ちしました。母のいとこには南部杯や武蔵野Sなどダート重賞5勝を誇るサンライズノヴァがおり、中央のダートで2勝を挙げた祖母コパノタイマネはフェブラリーSなどを制したサンライズバッカスの半妹という血統。曾祖母リアルサファイヤは芝の重賞フラワーCの勝ち馬ですが、一族にはダート重賞4勝を挙げたマコトスパルビエロがいるなど、全体的にはダート色の濃いファミリーとなっています。

2019年9月に美浦・中館英二厩舎よりデビュー。3歳6月の東京ダート1600m戦で初勝利を飾り、4歳9月の中山・ダート1800m戦の1勝クラスにも勝利。この2勝目を挙げた直後の2021年10月7日のサラブレッドオークションに出品されたことから、当方で落札。大井の現厩舎へ移籍しました。移籍3戦目となった1月24日の大井・ウェルカム2022賞（ダ1800m）で2着に入り、続く3月7日の大井・アクアマリン賞（ダ1800m）でも2着と、やはり能力の高いところを見せてくれましたが、その後のB1クラスでの3戦は5着が最高。休養明け後、再びB1クラスに戻りましたが、好走した当時の走りを見ることができず、結果も精彩を欠いており、この度、オークションに出品の決断をいたしました。ただ、中央のダート戦で2勝したように潜在能力は決して低くありません。環境や相手関係などが変われば、キッカケひとつで再び活躍してくれそうな雰囲気があります。夏場を休養に充てたことで、状態自体も悪くないと思います。

【本馬についての現状説明】
夏場の暑さを避けて、4ヵ月半ほど休養。戦列復帰後、3戦を消化しましたが、、本来のパフォーマンスが戻ってきていません。元々掴みどころが難しいタイプではありますが、まだ5歳ですし、ここから調子が戻ってくれば、まだまだ活躍できると思います。（大井競馬・松浦裕之調教師）


※旋回癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※愛知ステーブル千葉分場（千葉県市原市西国吉・大東牧場内）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
11月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：犬塚　悠治郎