グッドカウンセル　Good Counsel(GB)　　牝　３歳　　※地方競馬　在籍

グッドカウンセル (GB) をご紹介いたします。

父Fast Company (IRE) は現役時にエイコムS (G3) を制し、デューハーストS (G1) では英ダービーなどG1競走5勝を挙げたNew Approach (IRE) に半馬身差の2着入線を果たしました。種牡馬入り後は続々と活躍馬を送り出し、産駒のジェットセッティング (IRE) が愛1000ギニー (G1) を優勝。悲願のビッグタイトルを父にプレゼントしました。また、本馬はおじに伊グランクリテリウム (G2) 勝ち馬のHero Look (IRE)、おばにランカシャーオークス (G2) を制し、バイエルン大賞 (G1) 2着の実績馬Manuela de Vega (IRE) がいるという、実績馬が多数輩出するファミリーの出身になっております。

本馬は2歳時の8月に左飛節のOCD除去手術を行ったためにデビューが大幅に遅れ、初出走を迎えたのは2022年8月6日の新潟・芝1200ｍの未勝利戦においてとなりました。スタートで行き足がつかず最後方からの追走となったものの、直線では既走馬に劣らず上がり3位のタイムで追い込みます。しかし前半のロスを挽回するまでには至らず、勝ち馬から1.5秒差の15着でゴール。このタイミングで未勝利戦の終了期限を迎えたために、園田競馬場へ移籍となりました。

園田競馬場では1400m戦を4戦消化しました。10月12日の移籍初戦では、馬群のイン4番手で窮屈な競馬となりながらも、直線では懸命に追いすがり5着。2戦目はハナを主張したところ、先行争いが激化。結果、4コーナー手前から後退してしまい9着と、展開に恵まれないレースが続きました。しかし3戦目はスタートを決め、3番手のポジションを確保すると直線では懸命に粘り込みを図り2着でゴール。良化の兆しを見せ初勝利は目前に思われましたが、12月14日の4戦目では最内枠からスタートで後手に回ると、向こう正面でのペースアップに対応できずに後退し10着でレースを終えました。このタイミングで現状の能力ではJRAへの早期復帰が叶わないと判断し、今回の上場に至りました。

本馬は未だキャリア5戦と経験が浅く、少しテンションが上がりやすいと報告を受けているように、精神的にも幼さを残す現状です。デビューこそ遅れたものの、その後は順調にレースに出走できておりますので、新天地で更なる鍛錬を積み、秘めた才能が花開くことを心より願っております。また、上述の血統背景からも、引退後には繁殖牝馬としての魅力も兼ね備えております。何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2021年8月に左飛節にOCDが確認されたため、関節鏡による手術を実施し、同年12月まで運動を休んでいました。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ダーレー岡山トレーニング（岡山県真庭市余野上・EISHIN STABLE内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
12月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)