エイシングラール　A Shin Graal　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父エイシンアポロンは国内で19戦４勝。主な勝ち鞍はマイルチャンピオンSG1、京王杯２歳SG2、富士SG3。２歳時に京王杯２歳Sを制し続く朝日杯フューチュリティSで２着となり世代トップクラスのスピードを証明。３歳時には弥生賞G2２着、毎日王冠G2２着と中距離でも結果を出しますがその後１年間の休養に入ります。復帰戦となる毎日王冠で４着と好走した後、富士Sで久々の重賞を勝利し挑んだマイルチャンピオンSで好位から抜け出し待望のG１初勝利を成し遂げます。種牡馬入り後は少ない産駒から地方を拠点にエイシンハルニレ(新緑賞重賞)ヨウコウ(地方１１勝)などを輩出しています。

母プライマリーコードは中央１勝。この一族には３代母ラスティックベルの産駒にフサイチエアデール(報知杯4歳牝馬特別G２含む重賞４勝)がおりその産駒からフサイチリシャール(朝日杯FSG1含む重賞３勝)ライラプス(クイーンCG3)が続きます。さらに叔母のクロノロジストの産駒からはノームコア(ヴィクトリアマイルG1,香港カップG1含む重賞５勝)クロノジェネシス(有馬記念G1、宝塚記念G1２回、秋華賞G1含む重賞６勝)という日本競馬を代表する歴史的名牝を輩出しており最上級のポテンシャルを内包する名門ファミリーと言えそうです。

本馬は現在6戦0勝。クロノジェネシス、ノームコアの近親として大きな期待をしていましたが３歳7月の三歳未勝利小倉芝１２００ｍと遅いデビューとなりました。デビュー戦は中団から競馬を進め既走馬相手に0，8秒差の7着と健闘しますが続く2戦目では13着となり中央登録を抹消し園田競馬へと移籍となります。移籍後は4戦を消化し6着、9着、12着、10着と思うような結果を出せずこの度オークション出品となりました。まだ馬は若くキャリアも浅いため良くなるのはもう少し時間が掛かりそうですが母系の血統背景は素晴らしく競走馬としてはもちろん繁殖牝馬としても大きな期待ができる１頭ではないかと思います。現状渡しノークレームノーリターンでの出品となります。

【本馬についての現状説明】
先週に出走の予定で調整を進めていましたが、抽選漏れの為、出走できませんでした。追い切りでは動ける馬ですが、レースでは走るのを止めてしまっているような感じですので、短い距離で出走を考えていました。（園田競馬・木村健調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬場・木村健厩舎（兵庫県尼崎市田能）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦