マイネルアンドゥミ　Meiner un Demi　　牡　８歳　　※地方競馬　在籍

父スウェプトオーヴァーボードは現役時に米G1を2勝。エインシェントタイトルH、メトロポリタンHともにレコードタイムでの完勝でした。引退後は日本にて種牡馬入りし、初年度から重賞ウイナーを輩出。以降も最優秀短距離馬レッドファルクス（スプリンターズS連覇）をはじめ、オメガパフューム（東京大賞典4連覇、帝王賞、アンタレスS、平安S、シリウスS）、パドトロワ（函館スプリントSなど重賞3勝）、リッジマン（ステイヤーズS）、Florentino（米G2ジェファーソンC）、エーシンブラン（兵庫チャンピオンシップ）、アーバンストリート（シルクロードS）、キョウエイアシュラ（オーバルS）、NAR3歳最優秀馬ドリームスカイ（東京ダービー）、ノットオーソリティ（東京シンデレラマイルなど地方重賞6勝）など、産駒はダートの短距離から芝の長距離まで幅広い適性を示します。なお、2017年秋に死亡したため、残された産駒は貴重な存在となりました。

一方、母系は最優秀3歳牝馬ウメノファイバー（オークスなど重賞3勝）や、セントライト記念の勝ち馬サンデーウェル、グランドチャンピオン2000の覇者ウメノローザらに代表されるウメノシルバーを4代母に持ち、近親には京王杯スプリングCなど重賞3勝のウインラディウス、阪神牝馬Sなど重賞4勝のミスパンテールが存在。祖母ジョウノヴィーナスはメジロマックイーンメモリアルや初霜特別など中央5勝を挙げた活躍馬で、おじのレッドクロスは中央2勝。全兄ジョウノボルトは南関東・名古屋で計8勝を挙げています。

2016年の北海道サマーセールにて594万円で落札された後、2017年6月に美浦・小野次郎厩舎よりデビュー。JRA在籍時は地方交流競走も含めて（0.0.0.9）。未勝利に終わったことから続戦を断念し、2018年7月26日のサラブレッドオークションに出品されたことから、当方で落札いたしました。

同年8月からは岩手競馬へ移籍し、12月までに4勝を挙げる大活躍を見せると、翌年1月から浦和の現厩舎でお世話になっています。地元の浦和はもちろん、船橋、川崎にも遠征。当初は勝ち負けになることが多かったものの、C1クラスに上がったあたりから次第にクラスの壁を感じることが多くなり、2020年には10戦して一度も馬券に絡むことができませんでした。しかし、2021年にC3クラスまで降級し、かつ半年の立て直しを図ると、再び調子を取り戻して活躍。2021年7月以降は（2.5.0.5）と以前の不振を完全に脱却した印象でした。

ただ、非常に残念なことに、前走後、左前の故障が判明。頭数整理などの都合もあって、このタイミングでの出品を決断いたしました。ケガが治れば、再びコツコツ活躍してくれそうな馬であるだけに、正直惜しい気持ちが強いです。新たなオーナー様の下で、元気に頑張ってくれることを祈っております。

なお、現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられませんので、予めご了承ください。

【本馬についての現状説明】
12月23日のレース後、左前繋靭帯炎（腫れ・熱感あり）を発症しました。昨秋、9ヵ月の長期休養を経て復帰を果たし、ひと叩きされた直後の前走では2着に好走。これからが楽しみと思った矢先のアクシデントでしたので、非常に残念でなりません。また、道中で砂を被るとレースに集中できないところがありますので、前目のポジションをキープして、気分良く走らせてあげることが大事だと思います。（浦和競馬・川村守男調教師）


※左前繋靭帯炎を発症しています。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※大木ステーブル（群馬県伊勢崎市境上渕名・境共同トレーニングセンター内）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
1月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：佐藤　貞夫