アークスター　Arc Star(GB)　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父カラヴァッジオは米国で生産され、アイルランドで調教されました。2歳4月のデビュー戦から連勝街道を歩み、英G2コヴェントリーS、愛G1フィーニクスSに優勝するなど2歳時は4戦4勝。3歳時もスプリント路線を歩んで、無傷6連勝で英G1コモンウェルスCを制しました。続くジュライCで4着に敗れて連勝は止まりましたが、その後も重賞タイトルを積み重ねて3歳いっぱいで引退、種牡馬入りしています。初年度から多くの交配相手を集め、シャトル種牡馬として南半球でも供用。2021年にデビューした初年度産駒の中から、Tenebrismが英G1チヴァリーパーク、仏G1ジャンプラ賞に優勝し、早くもG1ホースが誕生と上々の滑り出しを見せ、欧州ファーストクロップリーディングサイアーに輝いています。日本に輸入された初年度産駒もアグリが芝1600mで中央初勝利を挙げ、昨年末に3連勝でオープン入りと絶好調。今後ますます活躍が見られそうです。

一方、母系はColour Chart（仏G1オペラ賞など重賞3勝、米G1・2着2回）やRainbows for Life（米重賞5勝）を産んだRainbow Connection（米G2デムワゼルS、米G1・2着3回）を4代母に、米G1・2勝White Heart（WRターフクラシック、チャールズホイッティンガムH）を産んだBarariを曾祖母に持ち、Tempera（BCジュヴェナイルフィリーズ）やEquerry（仏重賞3勝、英G1エクリプスS3着）、シティトゥシティ（米G2・4勝）らもこの一族。母ワットドゥアイワントザットフォーは英リステッドレースの勝ち馬で、重賞戦線でも活躍。いとこのYomogiは仏重賞ミエスク賞で3着のキャリアを有します。

本馬は、2022年3月の船橋ダート1200mでデビュー。スタートで立ち遅れてしまい大きく離された後方から追走する厳しい競馬となり、追走一杯で勝ち馬から離された4着でフィニッシュ。その後は同じ条件を2度叩いて競馬を教え、4戦目となった6月の浦和ダート1400mでは、1ハロン延長も功を奏し道中も好位から手応え良く追走。4コーナー先頭から押し切る競馬で待望の初勝利を挙げました。
ただ、好事魔多しで左前中手骨表層骨折（骨造成箇所の剥離）を発症。幸いなことに休養期間は快方に向けて順調に乗り越え、11月の復帰戦から3戦に出走しています。

なお、右前繋ぎに軸ズレがあります。添付の画像をご確認ください。現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
馬場改修による時計の掛かる馬場に苦戦している印象。軽い馬場ならもっとやれると思います。また、良血統ですので将来的には繁殖牝馬としても面白いのではないでしょうか。（船橋競馬・伊藤滋規調教師）


※2022年6月3日（3歳時）の競走中に、左前中手骨表層骨折（骨造成箇所の剥離）を発症しています。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※船橋競馬場・伊藤滋規厩舎（千葉県船橋市若松）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
2月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)レッドマジック