ジャンヌノツルギ　Jeanne no Tsurugi　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父ストロングリターンは6歳時に当時の日本レコードタイムで安田記念を制覇。スタッドイン後の2017年には新種牡馬として二世が真っ先に勝ち名乗りを上げました。中央では一昨年にOP特別を 3連勝したプリンスリターン（シンザン記念2着、アーリントンC3着、函館2歳S3着、朝日杯フューチュリティS5着）をはじめとして、ツヅミモン（シンザン記念2着）やペイシャルアス（カンナS）やフラリオナ（ききょうS2着）、地方でもジェッシージェニー（金沢・名古屋・佐賀重賞3勝）やクロールキック（水沢重賞・スプリングC、寒菊賞）、テツ（金沢重賞・MRO金賞）、アドワン（園田重賞・園田プリンセスC）、ペイシャシオン（名古屋重賞・名港盃）、ブローヴェイス（盛岡重賞・サファイア賞）、フレアリングダイヤ（大井重賞・金盃2着）、グランフォロミー（水沢重賞・東北優駿2着）といった産駒たちが全国の重賞やOPレースを賑わせるなど、芝はもちろんダートもまったく苦にしないことから、玄人好みの頼れる存在として人気を博しています。

一方、母系はWaterway（カルヴァドス賞、仏1000ギニー3着）を産んだBoulevardを5代母に、英ナッソーS3着Silken Wayを4代母に持ち、曾祖母ポインテッドパスからは欧州のみならず、日本の地でも大きく展開。近親には最優秀3歳牡馬ネオユニヴァース（日本ダービー、皐月賞、菊花賞3着）を筆頭に、京成杯2着チョウカイリョウガ、青葉賞5着アグネスプラネット、仏重賞勝ち馬SediciosaやFairy Pathなど活躍馬がズラリと並んでいます。半姉ルックアットミーは中央で勝ち上がり、ワタシニマカセテは地方で8勝、いとこのファソンは新馬勝ち後にすずらん賞、福島2歳Sともに2着と資質の高さを見せました。

本馬は、2020年の北海道セプテンバーセールに上場され528万円で購入しました。2021年11月の東京芝1600mの新馬戦を右前肢跛行により競走除外。6ヵ月の休養を挟み2022年5月の新潟芝1400mの未勝利でデビュー。スタートで立ち遅れてしまい、テンのダッシュも付かずに離された後方から追走する厳しい競馬となりました。直線で追われるとジワジワと差を詰めましたが、16頭立の13着でした。2戦目は中2週で東京芝2000mの未勝利へ。スタートからポジションを取りに行くと掛かり気味に2番手をキープ。その後は折り合いも取れて手応え良く追走し直線勝負へ。逃げ馬が脱落し早々と先頭に立ち、長い直線をゴール前までビッシリと叩きあいの末に0.3秒差の4着に惜敗しました。負けはしましたが距離延長への対応と2戦目での変わり身が見られ今後に期待を抱かせる競馬でした。3戦目の東京芝1800mの未勝利では、後方で脚を溜める競馬をして勝ち馬から0.5秒差の5着に入着。その後は札幌の未勝利と新潟の1勝クラスにも挑みましたが、精彩を欠きましたので名古屋競馬へ移籍。初戦は2番手から流れ込む競馬で2着と善戦しましたが、名古屋競馬から佐賀競馬へと移籍して続戦したものの、所有頭数の調整もあり、このタイミングでオークションに出品させていただきます。 

なお、昨年12月の名古屋競馬での出走時に鼻出血を発症し、20日間の出走制限を受けました。佐賀競馬での3戦では問題ありませんでしたが、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
中央在籍時に坂路で動いて期待も高かったそうです。芝で入着している馬ですから盛岡の芝で面白いかも知れませんね。（佐賀競馬・池田忠好調教師）


※2022年12月21日（3歳時）の競走にて鼻出血を発症しています。

※2021年11月14日（2歳時）に馬場入場後に疾病〔右前肢跛行〕を発症したため、競走除外となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※佐賀競馬場・池田忠好厩舎（佐賀県鳥栖市江島町字西谷）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
2月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)サンデーヒルズ