サフランポケット　Saffron Pocket　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

父ジャングルポケットは第68代の日本ダービー馬。秋には勇躍ジャパンCに挑戦し古馬テイエムオペラオーをゴール直前で差し切る大殊勲。内国産3歳馬としては初となるＪＣ制覇が高く評価され、同年の年度代表馬に選出されました。また種牡馬としてもジャガーメイル（天皇賞・春、香港ヴァーズ2着、ジャパンC3着）やオウケンブルースリ（菊花賞、ジャパンC2着）、最優秀2歳牝馬トールポピー（オークス、阪神ジュベナイルフィリーズ）、トーセンジョーダン（天皇賞・秋、ジャパンC2着、天皇賞・春2着）、最優秀3歳牝馬アヴェンチュラ（秋華賞、エリザベス女王杯2着）など多くのG1馬を輩出。交流G1を制したアウォーディー（JBCクラシック、チャンピオンズC2着）やディアドムス（全日本2歳優駿、北海道2歳優駿）をはじめとして、産駒は全国の地方重賞でも数々の勝利を収めています。

一方、母系はVivano（米G3ハニービーH、米G1・2着2回）を産んだFiddlesticksを5代母に、トウカイパルサー（愛知杯、朝日チャレンジC2着、京都記念3着）を産んだイングリッシュホーマーを4代母に、もみじS2着のヨドノサフランを曾祖母に持ち、Burning Roma（G1米フュチュリティS）やファイネストシティ（米G1BCフィリー&メアスプリント）、マルブツイースター（小倉2歳S、クロッカスS、ファルコンS2着、アイビスサマーダッシュ3着）らもこのファミリーの出身。半弟のサニーサフラン、おじサフランスカイともに中央の舞台で新馬勝ちを収めており、近親のサフランハートは道頓堀Sなど中央で5勝を挙げました。

本馬は、2021年1月の小倉芝1800mの新馬でデビュー。スタート五分に出るとサッと前に取り付くセンスの良さを見せて5番手から手応え良く追走。先団馬群の直後から直線で追われるとジリジリと脚を伸ばして16頭立の9着でした。中団で上手く立ち回り、勝ち馬から0.7秒差なら次に繋がる競馬と思えたのですが、その後、芝で４戦、ダートで５戦出走したものの勝ち切れずに浦和競馬へ移籍。

4ヵ月半振りとなった移籍初戦は2022年1月の浦和ダート1300m。スタートで躓き最後方からとなりましたが、向正面に出ると騎手の合図に呼応するように進出し、豪快に捲り切る競馬で待望の初勝利を挙げました。続戦で遠征した2月の川崎ダート1500mでは、中団のポジションから力強く抜け出す競馬で連勝しました。ただ、ここ数戦の競馬を見ると勝ち負けの競馬には時間を要すと思いましたのでオークションへ出品させていただきます。  

【本馬についての現状説明】
ここ3戦は新味に期待して長い距離の競馬を使いましたが、結果に繋がらなかったです。腰があまいので使いながらパンとして来たら変わると思います。（浦和競馬・平山真希調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※角谷ファーム(群馬県伊勢崎市境上渕名・境共同トレーニングセンター内)に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
2月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：海原　聖一