ビッグアメリカン　Big American　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父アメリカンペイトリオットは米国で生産、調教され、芝のマイル～1800mを中心に活躍しました。3歳1月にデビューし、3戦目に勝ち上がると、7月のG3ケントSで重賞初制覇。続くG1セクレタリアトSでは3着となりました。4歳時のメイカーズ46マイルSでG1初勝利を飾り、同年一杯で引退。2018年から日本で種牡馬入りしています。日本は不在のWar Frontの後継種牡馬として注目を集め、初年度から150頭を越す種付けを行っており、産駒は2021年にデビュー。新馬戦の開幕となった6月6日の中京でブレスレスリーがいきなり勝ち上がりJRA初勝利を挙げると葵Sでも3着に好走、その後もビーアストニッシドが京都2歳Sで2着、スプリングSで産駒の重賞初制覇と芝を中心に産駒は活躍。その一方で地方競馬の重賞勝ち馬も出しており、幅広い活躍を見せています。

一方、母系は米チャンピオンスプリンターRubiano（NYRAマイルH、カーターH、ヴォスバーグS）を産んだRuby Slippersを4代母に持ち、米3歳牡馬チャンピオン・サマーバード（ベルモントS、トラヴァーズS、ジョッキークラブゴールドC）らもこのファミリーの出身。近親には北米チャンピオンサイアーTapit（ウッドメモリアルS）の名が光り輝いており、おじに米重賞3勝馬Madefromlucky（ピーターパンS、ウェストヴァージニアダービー、グリーンウッドカップS）や、中央4勝エーシンゴールド（アルデバランS、ジャパンダートダービー2着）、中央3勝エイシンバッカスと活力に富んでいます。

本馬は、2021年北海道サマーセールに上場され660万円で購入しました。2023年1月の中山ダート1800mの新馬でデビュー。スタートで立ち遅れてしまい後方から追走。ペースが上がっても離されずに追走し、直線で追われましたが、ギアが上がらずに16頭立ての13着。続く2戦目は、東京ダート2100mの未勝利戦へ。距離延長でゆったりとした流れに乗り前めのポジションで追走したものの、直線では末脚を欠いてしまい16頭立ての15着。3戦目は中山ダート1800m戦へ。中団のポジションから追走も、ペースが上がると徐々に後退して16頭立ての15着。
名は体を表す通りの大きな馬格に対して、中身の成長が追いついていないためか、力を発揮させるには時間を要すと思い、オークションに出品させていただきます。

なお、2戦目のレース後から右前肢にソエの症状が出ていますが、コントロールしながら使えている状態です。ご理解の上、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記事事項に関するキャンセルには応じられません。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内リバティホースナヴィゲイト（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
3月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：鈴木　康弘