サンメディル　Sant Medir　　セン　6歳　　※中央競馬　登録抹消

父Lemon Drop KidはKingmamboの直仔となる米国産馬。重賞初挑戦となったフューチュリティSでG1勝ちを収めると、3歳時にはカリズマティックの三冠を阻止してベルモントSに優勝し、トラヴァーズSも制覇。4歳時にはホイットニーH、ウッドワードSを含む4連勝の活躍により、米古牡馬チャンピオンに輝きました。種牡馬としてもLemons Forever（ケンタッキーオークス）やCitronnade（ゲイムリーS）、Christmas Kid（アシュランドS）、Richard's Kid（パシフィッククラシック）、ビーチパトロール（セクレタリアトSなど米G1・3勝）など8頭のG1勝ち馬を輩出しており、日本でもレモンポップが今年の根岸S、フェブラリーSを連勝してダート界の頂点に。産駒は幅広い適性を示し、世界で勢力を伸ばしています。

一方、母系はWill's Way（米G1トラヴァーズS、米G1ホイットニーH）やウィラオンザムーヴ（米G1アシュランドS）を産んだWillamaeを5代母に、Holberg（英G3クイーンズヴァーズ）やUndermine（米G3アンアランデルS）を産んだSweet Willaを4代母に持つ、アメリカ由来の強力ファミリー。メトロポリタンHなど米G1・2勝を挙げて種牡馬入りしたTizwayや、米G1BCジュヴェナイル2着がある種牡馬Acceptableらもこの一族の出身で、おばにEmerald Gold（米G1デルマーデビュタントS3着）、近親にLe Jester（米G3ナショナルJCH3着）と活力も十分です。

本馬は2020年1月の中山・ダ1800mでデビュー。4戦目となる2020年5月の新潟・ダ1800mで5着に入着しましたが、新馬戦と同レース以外は雨で湿った馬場コンディションも影響して能力を発揮できず、未勝利戦が終了したため盛岡競馬へ移籍。転入初戦を7馬身差、2戦目を6馬身差で勝利して船橋競馬へ移籍すると、連勝記録を破竹の6に伸ばし、中央競馬へ再転入しています。ただ、その後も馬場に泣かされることが多く、6歳になった今年は障害に転向しましたが、入障2戦目となる3月4日中山・障2880mの最終障害で着地に失敗。無事ゴールしたものの、歩様が乱れたためトレセンに戻ってから詳しく検査したところ、両前肢第一指骨の剥離骨折が判明し、全治3ヶ月との診断結果が下ったことから、このタイミングでサラブレッドオークションに出品の運びとなりました。

骨折した両前肢第一指骨について、現在も右前肢に跛行を呈していますが、全治3ヶ月で、美浦トレセン内診療所の獣医師の所見では手術の必要はなく、保存療法で治癒可能との見解です。
なお、これまで2度の長期休養を挟んでいますが、2021年6月～2022年4月にかけては左前蹄を挫跖し、そのタイミングで去勢しています。また、2022年5月～2023年2月にかけては障害練習期間および障害試験合格後、トモに疲労が蓄積したための休養期間となります。
現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2023年3月4日に両前第一指骨の剥離骨折が判明。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※2021年7月7日（4歳時）に去勢手術を行っています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
3月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング