ヴァラエタル　Varietal　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ダイワメジャーはダートで初勝利を挙げ、スプリングS3着から皐月賞に駒を進めると、10番人気の低評価を覆して快勝。クラシック本番で芝初勝利を挙げました。その後もコンスタントに重賞タイトルを積み重ね、5歳秋には毎日王冠、天皇賞・秋、マイルCSと3連勝。翌年には安田記念、マイルCSを制しました。前々から押し切る持久力を生かした競馬を得意とし、瞬発力勝負が得意な他のサンデーレイレンス産駒とは一線を画した一流馬で、種牡馬としても、その特徴をよく産駒に伝えています。初年度からNHKマイルCの覇者カレンブラックヒルを出し、その後もコパノリチャード、メジャーエンブレム、レーヌミノル、アドマイヤマーズ、レシステンシア、セリフォスとG1馬を輩出。また、ダートでもブルドッグボス、ノーヴァレンダといったG1馬を出している大種牡馬です。

母系を見ますと、母トゥアーニーは仏G3カブール賞の勝ち馬で、G1モルニー賞3着の活躍馬。半兄のノックオンウッドはJRAの芝短距離で2勝を挙げています。伯父のMake It Reelはフランスのリステッドレース勝ち馬で、祖母Makaもフランスのリステッドレースで2着があります。不出走だった3代母Carneiaの半兄には仏G2ジャンドショードネイ賞やG3エドヴィル賞を勝って種牡馬となったカリフェがおり、欧州の重賞活躍をコンスタントに送り出している一族となります。

本馬は2021年のセレクトセールにおいて1650万円で落札。23年3月18日に中京芝1200mの3歳未勝利戦でデビューしました。ゲートの一歩目は普通に出ましたが、少しバランスを崩すような格好となってダッシュはつかず、馬群の後方からの競馬に。何度も頭を上げそうになるなど、幼さを見せながらも、道中は離されずに追走しました。コーナーは外を回って直線を向きましたが、そこからギアが上がらずに18頭立ての16着でゴール。タイムオーバーとなっています。

この1戦のみでのオークション出品となります。ハミがかりのいい馬で、掛かり気味に行くほど前向きさのある馬ですが、現状では体が小さく、成長待ちの段階と言えます。DDSPの症状も出ていて、そういう意味でもまだまだこれからの馬でしょう。血統は優秀で、今後の伸びしろに期待が持てますし、直前のダートの追い切りでは余力残しでラスト11秒台をマークしており、砂の適性も高そうです。少し時間はかかるかもしれませんが、先々は高いスピード能力を発揮してくれるでしょう。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2023年4月18日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2023年3月18日（土）　2回中京3日　5R　3歳未勝利　　芝1200m（重）
　　　結果16着　　タイム1:15.0（1着馬からのタイム差4.2秒、5着馬からのタイム差3.4秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※DDSP（軟口蓋背方変位）を発症しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※イクタトレーニングファーム（愛知県豊田市和合町田螺池）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
3月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ViridianKeibaClub