ブリランテイモン　Brillante Imon　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父ディープブリランテは第79代の日本ダービー馬。キングジョージⅥ世&QエリザベスS挑戦後にスタッドインしており、初年度産駒にあたるセダブリランテスがラジオNIKKEI賞、中山金杯と重賞を2勝、ディーパワンサが阪神ジュベナイルフィリーズで4着、ナイトバナレットがOP勝ち、リカビトスがデビューから3連勝、地方ではオーブスプリングが門別の重賞フローラルCを制覇。近年では、芝でモズベッロ（日経新春杯、大阪杯2着、日経賞2着、宝塚記念3着）やミッキーブリランテ（阪急杯2着、京成杯オータムH2着、函館スプリントS3着）、ナムラドノヴァン（万葉S、阪神大賞典3着）、ダートでラプタス（兵庫ゴールドトロフィー、サマーチャンピオン、かきつばた記念連覇、黒船賞）やミゲル（浦和重賞・ニューイヤーC、大井重賞・ハイセイコー記念2着）らが躍動するなど、種牡馬としても輝かしいキャリアを積み上げつつあります。

一方、母系は新潟3歳Sの勝ち馬ダイカツリュウセイを産んだミユキカマダを5代母に、牝馬東タイ杯、阪神牝馬特別に勝って最優秀4歳以上牝馬に輝いたルイジアナピットを4代母に持つ、コランディアに遡る一大ファミリー。エリザベス女王杯を制したリトルアマポーラ、北海道2歳優駿の勝ち馬エピカリス（UAEダービー2着）、七夕賞など重賞2勝メイショウナルト、桜花賞2着アズマサンダースらもこの一族で、母キングアンドクインは春の中山で新馬勝ち。半兄キワミイモンは先月の大井で4勝目、母の全姉イスルギは2戦目で勝ち上がり、続く中京2歳Sで5着に入っています。

本馬は、2020年9月の新潟ダート1200mの新馬戦でデビューも、追走で手一杯の競馬となり勝ち馬から4.7秒差の18着でした。競馬の内容から中央競馬ではスピード不足は否めないと考え金沢競馬へ移籍し、迎えた初戦は10月のダート1400m。立ち遅れ気味のスタートでしたが、押して5番手の位置から追走。バックストレッチに出ると3番手まで進出。ペースが上がると位置取りを下げたものの、直線で1頭交わして勝ち馬から1.4秒差の3着。続戦した3戦目は11月のダート1400m。スタートで出遅れましたが、積極的に出してバックストレッチに出るとハナを奪って逃げました。2頭雁行のマッチレースはゴール前まで続きましたが、最後に競り落として3戦目で嬉しい初勝利を挙げました。

金沢での勝利を契機として、大井競馬へ移籍し迎えた初戦は、21年1月ダート1400mの3歳条件戦。2番人気の支持を受けるも中団のまま勝ち馬から3.1秒差の9着。その後、コンスタントに出走し経験を重ねた7月のダート1600mでは、スタートから積極的にハナに立つ競馬で勝ち馬から0.8秒差の2着に入着。続いて3歳条件戦から格付けされると、不本意な競馬が続いてしまいましたが、22年7月のダート1600mでは2着と気を吐き。9月のダート1600mでは、5番手から上手く立ち回る競馬を見せて、直線でもしっかりとしたストライドで駆け抜けて待望の2勝目を挙げました。
その後は、出走機会を重ねるも、勝ち負けに持ち込むには時間を要すと思い、このタイミングで出品させていただきます。

【本馬についての現状説明】
冬場は良くないタイプです。2走前から体調も上向きなので着差を詰めています。これから気温の上昇とともに競馬の内容も良くなるでしょう。それと不良馬場が得意です。（大井競馬・嶋田幸晴調教師）


※南関東3競馬場（川崎・船橋・浦和）への転入が可能です（大井競馬退厩手当受給のため）。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
4月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：井門　敏雄