スマートオーブ　Smart Orb　　牡　６歳　　※地方競馬　在籍

父スマートファルコンは逃げて後続を圧倒する強さでJBCクラシック、東京大賞典連覇を含むダートG1を6勝。種牡馬としてもゴールドアリュールの有力後継者としてダート適性の高さを示しており、中央では重賞勝ち馬のオーヴェルニュ（東海S、平安S）やシャマル（黒船賞、オーバルS、東京スプリント、サマーチャンピオン）を筆頭に、アシャカダイキ（クラスターC4着）やリワードアンヴァル（鳳雛S2着、アンタレスS4着）、リヴェルディ（鳳雛S2着）、タイサイ（堺S）、ショウナンアニメ（フェアウェルS）といったOP馬を、地方ではティーズダンク（地方重賞5勝、さきたま杯2着、全日本2歳優駿3着）をはじめ、ブロンディーヴァ（川崎・ローレル賞、大井・優駿スプリント2着）やファルコンビーク（川崎・川崎マイラーズ）、チサット（大井・京浜盃）、ラジアントエンティ（園田・笠松重賞2勝）、アイオブザタイガー（金沢重賞2勝）などの重賞ウイナーを輩出しています。

一方、母系を見ますと、半姉スパシーバは笠松で4勝、半弟ジャスタースパークは1月の川崎で初勝利を挙げています。母ペルセンプレは園田の2着が最高でしたが、そのきょうだいは中央、地方で多くが勝ち上がっています。祖母テスラーは米G1サンタアニタダービーなどを勝ったThe Deputyの半妹で、NHKマイルC、日本ダービーを制したキングカメハメハの半姉という血統。一族からはイタリア、米国でG1を勝ったアルワウーシュ、BCジュヴェナイルフィリーズターフ、ベルモントオークスなど米国でG1を5勝したLady Eliなどの大物も出ており、由緒ある名牝系と言えるでしょう。

3歳3月に栗東・西園正都厩舎よりデビューし中央では5月までに3戦を消化しましたが、いずれも思うような結果が得られなかったことから登録を抹消。7月に兵庫へ移籍すると、早々に2連勝を飾り、9月には重賞の園田オータムトロフィーに駒を進める活躍ぶりを見せてくれました。4歳時にはC1とB2のダート1400m戦でそれぞれ勝利を挙げ、10戦2勝、2着6回、3着1回、4着1回、5着以下なしという抜群の安定感。昨年の5歳時はC1で5勝目を飾り、B2クラスでも3着に好走してくれました。今回は2歳戦スタートを前に、所有頭数の整理を行わなければならない都合があり、オークションへ出品する運びとなりましたが、2021年7月～2022年1月、2022年8月～2023年2月と、約半年のリフレッシュ休養期間を2度設けるなど、ここまで大事に使ってきたことから、まだまだ地方競馬で頑張ってくれると思います。

【本馬についての現状説明】
昨年8月からしっかり休みを取って立て直し、今年の2月に復帰を果たしました。さらに昨春に勝った経験のあるC1クラスに下がれば、十分やれると思って3戦してみたものの、結果が出ず、非常に残念です。今回はオーナーの所有頭数の整理の都合などもあり、出品することになりましたが、まだまだやれる力を秘めていると思います。（園田競馬西脇・永島太郎調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦牧場（兵庫県加古川市志方町）に在厩しており、預託料は3,575円/日（税込）です。
4月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)大川徹ホールディングス